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【大同電鍋】「遠隔電鍋プロジェクトー介護と電鍋」、アラエイティの元に来週電鍋がやってくる!


大同電鍋は老人の食卓に新たな光を差し込むのだああああ!


さて、各方面で密かに話題の「介護と電鍋」シリーズ、とうとう電鍋の配達の日が決定した!母に「電鍋が来るよお」と早速メール。すると


「本、しっかり読みました。初めて使用するとき、外釜に水1カップと一緒に内釜を入れて、30分ほど煮沸すると書いてありますので、届いたらそれをします。」


なんとっ。私、そんなことしたっけ😅


ちなみに進呈して本はこちら。ちゃんと読んでてさすがである。


もうお気づきの方も多いと思うのだが、私の母は相当聡明。当時の女性としては相当珍しい旧帝大の薬学部を卒業し、薬剤師として長く働いた後、自分の両親、義母、そして自分の夫を医学的知識を元に医療関係者としっかり連携しながら介護、その間に通っていたドイツ語教室の仲間と共にオーストリアの大学のサマースクールに留学、なんと首席の盾をゲット、そしてそれぞれをきちんと看取った人。そして今度はやっと自分が楽できると思ったらこのCOVID-19のせいで娘に世話もしてもらえず、孫にも会えずという生活なのにちゃんと前を向いて生活してる人。


まだ若い時、実母はいつも「本当、みんな学が足りない!」と怒っていた。父も私も含めて多くの人が


「そりゃあんたから見たら地球の9割5分の人間は学が足りないわ」


ただ、流石の母も、高齢になってくるとジャックナイフのような鋭い感性が言葉に直結することも減ってきた。そして元々大食ではないので「食がつまらない」とぼやいていた。そりゃそうや。老人一人で毎日朝にまいばすけっと行って、近所散歩するくらいしかやることなかったらそりゃつまらん。


それにしてもまいばすけっとをはじめ日本のコンビニって東南アジアのママショップ化して「地元の徒歩生活者の台所」になってる気がする。ママショップとは東南アジアの住宅街にあるいわゆる「よろず屋さん」。

私の中では「まいばすけっと」は日本のママショップだ。高齢者のような徒歩生活者にとって台所、いや、命綱だと思う。日本に行けたらまいばすけっとに足を向けて寝られないくらい感謝してる。



でも実母も色々工夫して生活している。彼女はなんとアラエイティなのにLINEがちゃんと使える。時々ビデオ通話でマレーシアの私(娘)と息子(孫)と話す。そして私が花を送ったらちゃんと写真付きで返信してくれる。すごくないですか。


そんな母なので一緒に料理作れるんじゃね?と思ったのだ。事前に本と軽めの内鍋にできるフッ素加工の鍋とやっとこも既に送付済。


母は私に尋ねる。

「一人暮らしの場合は材料に関しては半分にした方がいいの?」


良い質問です。私は答える。「スープに関しては2回に分けて食べてもいいし半分にしてもいいと思う。その点はフレキシブルでいいよ。そして外釜に入れる水の量は原則半量にしなくて大丈夫。あくまで温めるための水だから。そして」


大同電鍋は相当なギャンブルをしない限り大きな失敗はない!そして今回は一緒に作るから安心して😀


実母はめっちゃ嬉しそうである。ちなみにこの「遠隔電鍋で一緒に料理シリーズ」ではこちらの作業は息子にやってもらう予定。なぜなら私は指導と中継という大事な仕事があるのだ!というのもあるけど


「母からしたら孫と一緒に料理作って食べるってめっちゃ楽しくね????」


と思ったからだ。息子にも、もちろんその旨を伝えて協力をお願いしている。このCOVID-19で閉じこもってつまらない昨今、孫と話すのもそりゃ楽しいだろうけど「話しながら違う場所で同じ料理を一緒に作って食べる」とか最高にクリエイティブだし楽しいはず。そして「おそらくほぼ失敗が起きない」電鍋ならハッピーエンドのエンディングしか見えない。



さて、そんな楽しい計画を立てながらだが、今日は色々疲れてしまったので夕飯はお粥と焼売。お粥は「米:水=1:5」が私好み。そしてこちらで本当によく食している冷凍刺身とネギと生姜をぶっ込みまくって炊いてその上に青菜(今回は水菜)をガンガンに乗せて食べるのが心地よい。味は基本塩は入れるけど食べながら入れたい人はポン酢とか入れると尚良きと思う。


家族は肉も必要なので冷凍焼売を一緒に加熱。冷凍の天津は電鍋での温め直しはマジで美味い。そしてこれがセットで完成って本当にすごくないですか。外食より本当に楽。


おかゆに関しては一人前をどう美味しく作るか研究中。そしてぜひ母に伝えたいと思う。