Q1:完全制覇家はどのような日常を送っているのか?


塾長:こうやってあらたまると、どのあたりから語っていけばいいのか、いくぶん戸惑っているところでござる。なので、ふだんのチャットに送るような文章で書き始めましたが、こんな感じでやっていくといたしましょうか。

先日、坊やと道の駅スタンプラリーをいたしました。今回は新潟県内にある38ヶ所の道の駅を踏破しようというわけです。
当初は3泊4日を予定しておりましたが、結局は2日半でコンプリート。鼠ケ関駅で前泊、翌日は新潟港、翌々日は道の駅「じょんのびの里高柳」にいずれも車中泊。睡眠時間も1日3~4時間くらい(昼間眠気を感じると30分程度の昼寝を2度ほど)。
これほど高密度に行動し、なおかつおのれの持つ特性――たとえば、地理的知識、運転技術、時間管理、ダンドリなどがこれほどまでに活用される場は、ほかにはありません。
そういう意味では、スタンプラリーはもっとも自分というものが燃焼される場であるといえます。この燃焼感が、我輩自身を元気ハツラツにしてくれるのでありましょうな。

仕事や家庭においても燃焼感は得られるものですが、これらはいずれも「守り」が主体となっております。
一方、スタンプラリーをはじめとした完全制覇ものは「攻め」が主体。一つの努力が一つの成果につながるところが妙味といえましょう。

年をとると、すぐさま成果につながるような事柄はめっきり減ってきます。
仕事においても、若手は営業成績にみられるように、努力と成果が直結しやすい加点評価仕事が主ですが、管理職となると、部下のマネジメントなど、原点評価主体の仕事の比重が高まるもの。
そういう日常を送っていると、やがてメンタルを病むのも無理からぬこと。そのとき、完全制覇があれば精神のバランスがとれもうす。完全制覇家が元気ハツラツなのは、こんな行動→成果→行動という循環を持っているからなのでしょうなあ。

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