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【ネッツトヨタ郡山】「感染者移送用車両」を貸与

 ネッツトヨタ郡山(郡山市緑町、小室和人社長)は5月22日、新型コロナウイルス感染防止に向けた支援活動として、郡山市に感染等移送用車両「トヨタ シエンタ」1台を貸与した。同日、郡山市保健所で納車が行われた。

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 貸与した車両は、運転席・助手席と後部座席の間にビニールシートで隔壁を設け、前方を陽圧・後方を陰圧とすることにより、後方の空気が前方に循環しないようコントロールする「飛沫循環抑制車両」に改造したもので、飛沫感染とエアゾール感染を防止する。また、床も飛沫などを簡単に拭き取れる加工を実施。車両の制作は宮城県にあるトヨタ自動車東日本が行った。

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 車両は無償で貸与され、貸与期間は5月22日から6カ月間となっているが、継続使用の場合は別途検討するという。

 なお、福島県内のほかのトヨタ販売会社とトヨタレンタリース店からも福島県各所に8台貸与する。

 また、ネッツトヨタ郡山は、郡山市3店舗(本社緑町店、郡山店、堤店)、須賀川市1店舗(須賀川店)、白河市1店舗(白河店)、いわき市3店舗(いわき店、平店、勿来店)を展開しており、今年5月からは他販売店での取り扱い車両の販売をスタートした。取り扱い車種が増え、より選びやすい店舗となるよう努めている。

 一方で、顧客と従業員の安全・安心を確保するため、以下の新型コロナウイルスの感染予防、拡散防止対策を実施している。

 ①対面パネルの設置▽飛沫感染防止の観点から、飛沫防止用パネルを挟んだ接客を実施。

 ②マスクの着用▽スタッフからの飛沫感染防止のため、マスク着用での接客を実施。

 ③消毒の実施▽従業員や顧客が触れる場所(展示車・試乗車含む)は、定期的に消毒を実施。

 ④定期的な換気の実施▽毎時ちょうどから5分間、換気のため窓や自動ドアを開放。

 ⑤おしぼり提供の停止▽二次感染防止の観点から、おしぼりの提供サービスを停止。

 ⑥キッズコーナーの休止▽子どもの安全・安心を確保するため、キッズコーナーを休止。その代わりにちょっとしたプレゼントを用意。

 ⑦検温・体調管理の徹底▽毎朝、全従業員の検温などの体調管理を実施し、発熱者や体調不良者がいないことを確認。

 各店では緊急事態宣言解除後は通常営業しており、こうした取り組みによって、顧客が安心して来店できるように努めている。

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