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【第12回】日本文学の名作を生み出した武者小路実篤を語る! 〜未来を作ろうとする意志を持った男〜

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みなさん、こんにちは! キングオーサーです。

この記事では小説家、武者小路実篤について語っています。

興味がある人はチェックしてみてね!


ん・・?聞いたことあるような、ないような・・

そんな人にオススメの記事です!

SEIKAMINORUプロジェクトのホームページもチェックしてね。

過去記事はこちらから↓


1.武者小路実篤って何者?

さて、SEIKAMINORUプロジェクト所属の作家の一人が好きだった小説家

武者小路実篤

うん、正直に言おう!!あんまり読んだことないです!笑

ただね、志賀直哉はよく読んだよ!!

キングオーサーは志賀直哉が大好きなんだよね。

文章綺麗だし、簡潔だし、静謐だし、柔らかなユーモアもあるし、

いい感じ!!

ただ、今回集まったアマチュア作家のひとりは、武者小路実篤って言うんだよね。

好きな作家を一人だけと言って、武者小路実篤が出てくる辺りが、中々のセンスの持ち主だよね。笑

で、好きな理由は、なんだか彼の威勢の良さとか、素直さみたいなところが好きだっていうんだ。


で、この武者小路実篤って??

というかね、これね、東大文学に対しての学習院大学文学といってもいいかもしれないね。

これね、キングオーサーの持論になってしまうんだけど、

日本文学って、要するに東京大学文学なんですよ。

有名な日本の小説家って、ほとんどが東大出身ですよ!!

中退もいますけどね。

夏目漱石、谷崎潤一郎、川端康成、大江健三郎、三島由紀夫・・

どーも、東大出身文学者はノーベル賞狙うみたいな風潮が東大界隈であったんだろうなー。

そんな気はするんだよね。

で、この東大文学の特徴ってなんだろうな?って思うんだけど。

要は、教える側の人間による文学なんだよね。

どういうことかっていうと、谷崎潤一郎にしても、夏目漱石にしても、人に何かを教えたいっていう感じが小説から伝わってくるんだよね。

そう、この東大の人っていうのは、人に何かを教えたいという欲求が強いタイプが多いんだ。

理由は、これまた持論だけど、人に何かを教えるのが、何かを学ぶには効率が良いからなんだよね。

受験勉強とかで結果を出せる人は、記憶の定着のために、なるべく人に教えるようにするらしいからね。

というわけで、東大の人は、人に何かを教えたいっていうタイプが多いんだ。

翻って、白樺派ってそういうのが、あんまりないタイプの作家が集まってる気がするんだよね。

志賀直哉の文学からは、あんまり説教臭さを感じないんだよ。

「俺は見た、俺は聞いた、俺は感じた」

こういう姿勢があるんだね。武者小路実篤もそうかな。

何より、「自分」を大切にするというか、「自分」が何を感じるかが大切!!

とまあ、こんな感じの雰囲気があるんだ。自分第一主義ね。

人がどう感じるかは知らない。

俺はこう感じたんだ!!

という高らかな宣言。これがキングオーサーが好きな志賀直哉だと思うんだよね。

白樺派の人って、学習院の人多かったみたいだね。


彼らはゴリゴリ自由主義の影響を受けたわけだね。

大正デモクラシーって言葉もあるくらいだからね。

まあ、明治の精神に対しての反発みたいなものがあったみたいだね。

これって、どんな世代もそうかもしれないな。

自分の親がやってきたことって、なんだか納得いかないことの方が多いものだよね。

これって仕方がないことでもあるよね。

武者小路実篤は新しき村という共同体をつくったこともあって、社会活動家のような側面も持っていたんだね。

こういう姿勢はロシアの人道主義者のトルストイも影響もあったらしい。

そういう日本人って、現代はいなくなっちゃったかもしれないね・・。

なんか理想を語るとスベルような雰囲気が、現代日本にはあるよね。

ひねくれすぎてつまんないよね、今の日本人って。


きっと、明治、大正、昭和、平成、令和、日本人も変わってきてるよね。


2.SEIKAMINORUプロジェクトと武者小路実篤


でも、時代の変化は止められないよね。

過去には戻れないし、日本人だって変わっていくよね。

きっと、これからもどんどん変わっていくはずだよね。

で、キングオーサー的には、武者小路実篤から何をもらおうかと思うとだね・・。

やっぱり、「未来的な」雰囲気かな。前向きなね。

夏目漱石って「過去的な」雰囲気が満ち満ちているんだよね。

社会を変えようとか、これからこうしようとか、そういう「未来的」な雰囲気がびっくりするぐらいないんだよね。

それと比較すると、武者小路実篤には、そんな雰囲気があるよね。

まあ、要は明るくて、元気がいいよね。


その理由って、未来を志向するところからきていると思うんだ!!

未来をつくろうとする意志というか、何はなくてもいいんだよね、何かの方向性があれば、人はそれに向かっていけるからね。武者小路実篤が「新しき村」をつくろう!って思い立ったみたいに、SEIKAMINORUプロジェクトも、新しい小説をつくろう!!って思い立っているわけだよ。

ちょっと安直だけど、キングオーサーは「結果的に新しいもの」ってあんまり好きじゃないんだ。

そうじゃなくて、「新しさを目指したもの」これがこのプロジェクトの狙いなんだよ!!

そして、新しいものを目指して、結局、新しくないことをするかもしれない。

まあ、それはそれでいいんだ。

ただ、色々なものを調べまくって、「はい、これは過去にはないから新しいです!」ていう姿勢は、なんか違う。なんか違うんだよ!!笑

うん、自分で言っててなんかよくわかんなくなってきた。。

とにかく、新しいことがしたい!!

そんな気分だけわかってくれたまえ。笑


3.まとめ

というわけで、武者小路実篤からは、未来を志向する感覚をもらうことにしよう。

SEIKAMINORUプロジェクトは、「未来志向の文学」を目指します。

これって、どういうことかっていうと、「未来をつくる意思を持つ」ということ。

ビジョンでもいいね。こうなりたい、ああなりたい、読者に、こう感じてほしい、読者に、ああなって欲しい。

こういうのをしっかり持って書こう!

ということなんだ。

キングオーサーも作家たちとミーティングしているけど、いつもそれを伝えている。

「それで、読者にどうなって欲しいんだ?」

「それを読んだ読者に何を思ってもらいたいんだ?」

これがない小説はキングオーサー嫌いなんだ。

書くんだったら、目的を持て!!

そう言う風に言いたいのかもしれないね。

でも、本当、この国も変わっていくことになると思うな。

そもそも固定電話から携帯電話になったり、

インターネットが登場したり、

車が自動運転になったり・・・

変化の激しい時代でもあるしね。


王様だってついていくの大変・・


でも、どんな時も未来を見ている人が強いと思うんだよね。

さて、これからどんな作品をつくっていこうかな?

キングオーサーも楽しみにしているところだよ!!

うん、そういうこと!

そろそろ作品も出来上がってきているころだよ。

早く、みんなに見せたいな!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

では、また会う日まで!! See ya!!


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