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今日から12月

あっという間に12月。走り続けた一年。長野の御会式が大きな節目で、なんとか今年のご奉公を円成できた感があります。

月末は身体の不調をチェック。不調が続いていたのでMRI上腹部検査をすることになりました。MRI、僕は苦手で泣きそうになります。瓜生さんに手を握っていてもらいたいくらい。今回は無事に出来ました。ありがたい。ありがとうございます。

昨日もメディカルチェック。実は妙深寺として初めて全ての御講師、ご家族に対して、特別なメディカルチェックを受けていただくことにしたのです。

大学時代の先輩が理事長をなさっている一般財団法人中小企業衛生管理協会。松っちゃんのおかげで久しぶりに御縁をいただきました。虎ノ門に霞ヶ関診療所という医院があり、驚くほどのプログラムでみんなの健康を定期的に守っていただくこととなりました。

誰一人欠けても妙深寺の今のご奉公は続けてゆけないので、健康を維持すること、チェックを怠らないことが大切だと考えました。今まではそれぞれに任せ切っていたのですが、お寺として何も出来ていなかったことを反省。今年から定期的な検査をお願いしています。

僕も不具合が出ない方がおかしいので、至るところにガタが出てきていますが、皆さまのご祈願やご配慮をいただいて、できるかぎり、もっと力を尽くせるように、がんばります。

11月30日は真里奥さまの五七日忌。まだ信じられない気持ちですが、ただただ北の大地の奥さまや御導師、皆さまを想い、ご回向させていただきました。

同じ日、秀さんの七回忌の祥月命日でした。6年前、沖縄に飛んでいきました。警察で遺体を引き取り、荼毘にふし、身寄りもなく、飛行機で遺骨を抱いて戻ってきました。僕宛ての遺書を握りしめて。忘れられないです。

今生人界、春夏秋冬、春のような学生時代も、夏のような青春時代もあれば、秋や冬もある。秀さんの死には秋や冬を痛感させられたけど、今は秋や冬にだって最幸に綺麗で、楽しいことがあるということを伝えたいです。

秀さん、喜んでくれていると信じてる。

一昨日の夜はブラジルからのメッセージで再び庫裡のご宝前に上がりました。夜のご宝前、言葉にならないほど落ち着く場所。家の中にある聖域。心を置けるところ。

カレンちゃんの容態。まだ一進一退で、お腹の赤ちゃんも心配だし、ことあるごとにご祈願、お助行をさせていただきたいと思っています。

お看経の声を少し収録して、ステファンに送りました。カレンと聞いてくれたら嬉しい。みんな、遠くから、祈ってる。

ワールドカップ。世界中の人たちが自分の愛するチームを応援しているはず。そして、自分のエールがチームに届くと信じているはず。きっと、そうですね。

僕たちも信じてる。時間や空間を超えて、僕たちの心は様々なものとつながる。チャンネル、次元、タイミングが合えば、時間や空間を超えて、それらは一気に、とてつもないエネルギーで、とんでもないスピードで、届く。

だから、僕たちは祈る。ブラジルという遠い国に住んでいる人にだって、届くと信じて、祈る。彼女の命やお腹の中の赤ちゃんのために、祈っています。必ず届く。

南無妙法蓮華経。12月も、よろしくお願いいたします。

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