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あえてやらない選択

おはようございます!スペースマーケットエンジニアの小見です。

今回は大きめの機能開発を無事予定通りリリースが出来た要因の一つとして「あえてやらない選択」が出来た、お話をさせていただきます。

あえてやらない選択とは

世間一般に浸透している言葉ではなく個人的に勝手に呼んでいる言葉ですので悪しからず。

新規機能Aを作るプロジェクトを進めていく中で副作用的に機能Bの開発が必要となることは、ままあると思います。(見積もり不足と言われればそれまでですが。)

この機能Bを作らない事を「あえてやらない選択」と呼んでいます。
機能Bをどのようにして作らなかったか体験記として記させていただきます。

機能Bの必要性が発覚

開発を進めていく中で、機能Bを作らないとバグが発生することが発覚しました。
機能Bの作成には1ヶ月以上掛かりそうで明らかに遅延のリスクとなりました。

機能Bの必要性の整理

機能Bは主目的の機能Aとほぼ関係の無く、
機能Bを作りたくなかった私は、
どうにか作らないで済む方法はないかと機能Cの逃げ道を用意して
以下1つの対処法をPMに提案することにしました。

1.機能Bを作成するのでリリースを延期する
2.機能Bを作らずに、とりあえずバグらない様に機能Cを作る。

機能Cは1週間程度で作成できる見込みでした。

PMに提案した所2.の機能Cを作成する方針となりました。

何故、機能Cが通ったのか?

これは後日談なのですが、機能C提案が通った理由として以下2つをおっしゃってました。

1. 機能Aを作り切る事に重点を置いていた事。
2. 予め逃げ道を用意して、そっちに進みたい小見の意思があったこと。

何故、機能Bを作るのが嫌だったか?

個人的に普段意識しているのがパレートの法則(80:20の法則)です。


この法則に乗っ取ると作業全体の8割は不要もしくは効果が薄いはずとなります。
今回まさに機能Bが不要な8割に該当すると判断し極力この作業を減らして
主目的である機能A(重要な2割)に集中したかったので、
機能Bを極力排除する行動を取りました。

まとめ

パレートの法則を意識して8割の作業は本当は要らないのではないか?
という気持ちを常に持ち、あえてやらない選択が出来たのは個人的に成功体験でした。

また、こういった諦め系の提案できたのは、こういう提案も許される雰囲気も重要だと思っておりまして、この点はチームに本当に感謝です。

最後に宣伝です。

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