なくしたものと心がつながる時間
最近のニュースでは戦争や、自然災害など、
心配なできごとが多く耳に入ってきています。
また、私たちはコロナの季節も過ごしてきました。
私たちは共通して何か失ったものがあるのかもしれません。
わからなくなっていませんか?
この文章は大切なものをなくした
悲しみとのつきあい方について書いています。
少し和らぐ可能性
この文章を読むと苦しみが少し和らぐ可能性があります
そして、悲しみはあるけど、
じんわりとあたたかくなってくかもしれません
大切なものを失った悲しみとの関わり
それは、特別なことではないんです
とても日常的なものなんです
そう思うようになったきっかけ
大切なものを失った悲しみのケア(グリーフケア)のボランティア活動をしていて、16年間悲しみについて話せなかった人とお会いして、話せるようになった事例にであったことは大きなきっかけです
長く時間がかかることもあります。そして、時には、心の病と誤解していることもあるようです。私がそうでした
また、私自身、大切なものをなくしてしまったことも、悲しみとして心にあると思うと、ほっとできた経験もあります
私が想う3つの手掛かり
グリーフとは、全ての人が感じる特別なことでは無いことを知る
日本には喪に服すという習慣があります。誰でもお別れした後には、しばらく日常とは違う感覚が現れるものです癒えるまでにかかる時間はひとそれぞれである
日常に戻るまでの時間はさまざまなので、
とても長い時間がかかっても特別なことではありません。
乗り越えたりするものでもありませんグリーフは日常にあるもの
グリーフは死別の悲しみと思われがちですが、大切な消しゴムが無くなってしまうことも、グリーフのひとつ。仕事でプロジェクトがなくなった、コンサートが中止になったということもグリーフになることもあります
グリーフケアは特別でも、難しいものでもありません
誰にでも、できる事です
苦しみは、無くそうとせず共にいることで、少し和らいでいくものです
急がないことがとても大切
ゆっくり歩んでください、共にいてくれる何かと共に
もし、よろしかったら
もしかしたら、こんなことをしてみてもいいかもしれません、
ゆっくり、胸に手をあてて、無くしたものを一つ思い出す
ゆっくり、思い出してたものが与えてくれた嬉しさを思い出す
ゆっくり歩んでいきましょう