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『ミライノオミセ』 登壇

昨日、レストランテック協会、FOOD STYLE Kansai 2022の共催イベント「ミライノオミセ2022 Winter」が2022年1月11日から3日間無料オンライン開催されたミライノオミセのセミナーの最終日の最終セッションに登壇してきました。

「接客の飲食DX」がテーマのセッションでした。

そこで、僕の役割はパネルディスカッションのモデレーターということで、所謂そのセッションの回し役ですね。

非常に楽しかったです。

一緒にパネルディスカッションをした方々を簡単に紹介します。

遠山 啓之 さん(株式会社LEAD LIVE COMPANY 取締役副社長)

中谷 一郎 さん(トリノ・ガーデン株式会社 代表取締役)

近藤 真紀 さん(ソフトバンクロボティクス株式会社 プロジェクト推進本部 担当部長)

そして、小職がモデレーターとして参加させていただきました。

みなさんその道のスペシャリストなので、僕が振った拙いテーマに対して的確に意見して、更にみなさんが広げてディスカッションしていただきました。

ディスカッションのテーマについては、「接客の本質とは」「デジタル化する社会における接客とは」「未来の接客とは」

「接客の本質とは」
接客の核心をつくテーマからはじめました。
このテーマについては、熱くみなさん語ってくれました。
内容の一部をちょっとだけ、、、

遠山さん
接客って無形なので、答えがないよねって言われてきていた。
店としてぶれてしまうので軸が必要
目の前の一人一人のお客様に喜んでいただく事という結論を出した
それを判断基準として行動する事
山口
その通りですね
デジタルだけではできない接客はたくさんある
本質はやはりお客様に笑顔で帰って頂く事
そして、また笑顔で来店してくれること
その笑顔を見て働く側も楽しくなる
お客さまを中心とした接客が重要
これからは、デジタルで接客に注意が向くような店舗を作る必要がある
中谷さん
遠山さんのおっしゃる通り
ただ、喜んでるか喜んでないかというところが難しいので
デジタル化や可視化が難しい所
再来店は一つの指針になる
データ分析からいくと、接客によってどれくらい再来店してもらえるかを
実行すること
再現性を高めていくことが重要
サービスは全体に向けて、ホスピタリティは1対1
再来店の為の仕組みをどうつくっていくかがDXだと思う
サービスの本質があった上で、テクノロジーをどう味方につけるか
近藤さん
接客とはお客様に最適に対応ができること
その上にあるのがホスピタリティやおもてなしだと思います
ロボット販売だと心がない物だと思われてしまうので
おもてなしだとかホスピタリティだとかを含んでいることをわかってほしい
ただの効率化とかを販売しているわけではない

「デジタル化する社会における接客とは」
人手不足の中、テクノロジーは接客のなにを支援できるのか
接客の本質を踏まえて、人とテクノロジーはどのように融合して接客をしていくかというテーマで人とテクノロジーの関係についてディスカッションしました。
特にデータをどのように活用して接客に活かすかということについて深掘りしていきました。
更には、ロボットとの共存についても議論の一つになりました。

「未来の接客とは」
今後の未来の接客はどのように変化、進化していくのかというディスカッションをしました。

「まとめ」
まとめとしては、良い接客はお客さまが決めることです。
そのためには、お客さまを深く知り、目の前のお客さまに全力で接客するということが重要ですという結論に至りましたね。
この全力というのは過度な接客をするのではなく、お客さまの目的にあった接客をするという事です。
例えば、一人焼肉のお店に行って過度な接客をされても困るという事です。
そっと一人でゆっくり食べてもらうのも良い接客です。

みなさん本当に外食産業を愛し、その中でも重要な位置付けである「接客」というテーマについて熱く語りました。

特に、遠山さんは、接客専門の会社を立ち上げるという接客のプロ中のプロです。

個人的には、めちゃくちゃ刺激を受けましたし、勉強になりました。

ありがとうございました。

登壇者の皆さんからのメッセージを最後に伝えます。
『テクノロジーが進んでも心をなくさずに』

おしまい

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