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本の体裁について/自費出版のあれやこれや#04

今回は「本の体裁について」です。
本は大きく分けて、上製本並製本に分けられます。

上製本とは中身より少し大きめで厚い表紙でくるんだもの。ハードカバーといわれるものです。表紙には皮や布を使用することもあり、高級感のある本に仕上がります。制作費用はお高めです。

上製本

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並製本はソフトカバーといわれる製本で、中身を少し厚い表紙でくるみ、中身と表紙を3方断裁して仕上げます。上製本に比べるとコストは抑えられます。

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製本の仕方を決めたら、次はカバーをつけるかつけないか。書店で売りたい場合は、カバーをつけることをおすすめします。もし、流通の過程で破れたり汚れたりしても、カバーをつけかえれば元通りです。

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カバーをつけなくてもカバーっぽく見える製本もあります。小口折り(雁垂れ、フランス製本とも)というやり方です。表紙を長くして内側に折込みます。3方断裁したものより高級感が出ます。

小口折り


書店で販売する場合、「帯」を付けることも可能です。キャッチコピーやどなたかの推薦文、目次など、本の内容がギュッと詰まっています。帯に惹かれて本を買う、なんて人もいるのでは? 今は本の半分以上の面積を占める帯など、帯込みでデザインされた書籍が増えましたね。

帯

このように本の体裁は様々です。本の内容にふさわしい体裁というのもあります。自費出版サロンでは実際にいろんな本を見ながら相談できますよ。

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