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本ができるまで/自費出版のあれやこれや#02

今回は小社における「本ができるまで」の流れをざくっとご紹介。もうすでに本にしたい原稿ができている場合の一例です。
まずは原稿の整理。表記の統一や誤字脱字のチェック、レイアウトなどを著者と相談しながら編集者が行います。
それができたら、原稿、写真データなど一式を印刷所へ入稿

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印刷所から本文校正用の「ゲラ」を出してもらいます。ゲラとは試し刷りのようなものです。校正は著者と編集者で行います。編集部で校正していて疑問点などがあれば、著者に確認します。この校正を2~3回繰り返します(初校→再校→最終校)。

最近はWordなどで文字入力をされた原稿が多いのですが、どうしても変換ミスはつきもの。目を皿のようにして校正しているのですが、3回目でやっと間違いに気付く…なんてことも。

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修正が済んでそのまま印刷にまわせる状態を「校了」、若干の修正はあるけどあとは印刷所さんよろしく!な場合は「責了」といい、いよいよ印刷・製本へ。印刷から2週間ほどで本の誕生です。

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ちなみに今回の写真は絶賛発売中の『令和に巡る 京都新100寺巡礼』の制作過程のもの。
秋吉茂著◆四六判・並製・256ページ・オールカラー
◆定価(本体1,500円+税)

このように入稿してから本のできあがりまでは約3カ月かかります。完成本を見た時は著者の方はもちろん、編集者も感慨ひとしおです!

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