最近よく聞かれる「どんな仕事してるの?」に応える
長い長いコロナの期間が明けてアメリカで観光ビザでの入国が許可された2021年11月にLAに飛んだり、2022年はドイツに1ヶ月、W杯は日本が戦った4試合を現地カタールで観戦。そんなことをインスタにアップしていると聞かれるのが「何の仕事してるんですか?」という質問。(なんなら「仕事してますか?」って思っている人もいそうだよねw)
思い返してみれば自分も学生時代とか、就活中、新社会人になった時、「好きな時に海外に行ったりする自由な大人たちは一体なんの仕事をしているのだろうか?」って思っていたことを思い出しました。
時代が変われば仕事は変わるし、仕事の合う合わないは人それぞれ、人生で何を大切にするかも人それぞれなので、私が選んだ道が全てではないけど、悩んだ時って自分の理想っぽい生き方してる人がどんな人生歩んできたのかなあって気になるものだと思うので、一例としてここまでの私の人生おいておきますね。4月だし。
まあまだまだ私も半人前なので、この後どうなるかはわかりません。その辺りはご了承ください(笑)
肩書き「フリーランス・ウェブマーケター」
カタカナばっかり並んでなんなのって感じだよね(笑)
よく言われるのが「フリーランスになりたいんですけど、どうしたらいいですか」ってことなんだけど、まず言っておきたいのはフリーランスというのは単なる働き方であって、私がやっている仕事は「ウェブマーケター」ね。(この辺は後述)
ウェブマーケターって具体的に何しているかっていうと、SNSの運用していたりとか、WEB媒体に寄稿する記事を書いていたりとか、あとは取材・インタビュー記事の執筆、最近はSNS用の動画制作もやってます。
なぜドイツに1ヶ月行っても生計を立てられているのかという疑問の答えは、私の仕事は基本パソコンやスマホとネット環境があれば世界中どこにいても対応できるからということ。最近はZOOMの会議とかも一般的になったし、時差があってもちゃんと対応すれば問題ないし、基本仕事の連絡はチャットでやり取りしていることが多い。
そんでフリーランスなので、どこかの会社に属しているわけではなくて、いくつかの会社や個人と「個人事業主契約」をして案件ベースでお仕事をいただいて生計を立てております。
会社の辞令には基本逆らえない系の会社員からすると、フリーランスは受ける仕事受けない仕事の決定権は自分にあるし、何曜日を休みにするかっていうことの決定権は自分にあるので「自由」みたいなイメージがあるんだと思う。
まあ、実際どうなのって話をすると確かに自分に決定権があるので「人に言われたことを、やりたくもないのにひたすらやり続ける」みたいな状況はほぼない。とはいえ、会社員と違って保証もないし、福利厚生もないし、ボーナスもないし、有給もない。受ける仕事受けない仕事の決定権は自分にあるとは言ったけど、私みたいなペーペーの仕事人は振ってもらったお仕事には基本「YES」で答えているから仕事は選んでないし、休みの日は自分で決められるけど一緒に仕事している人たちがスムーズに仕事できるようにしたいなと考えると平日は基本稼働しているし、その他自分で終わらせなきゃいけない細々したタスクとかは土日にやっていたりするから週0休とか普通にある。でも労働基準法とか適応されないのでね。別に好きでやってるし。みたいな感じ。
だから土日だろうが平日だろうが、気合い入れて調整すれば周りにつべこべ言われずとも好きなチームの試合は見に行けるんですよ。でもスタジアムに行く前ギリッギリまで仕事してたり、家帰ってから仕事していることも全然あります(笑)
ない物ねだりだけど、会社員は休みにしちゃえばフルで休みだからメリハリあっていいなあって思ったりもする。有休消化すれば休んでるのに給料でるし最高でしょ。労働者の権利保障されてますしね。
「フリーランス=自由」ではない
こんな私だけど最近、就活相談、転職相談を受けることがあって、聞かれるのが「どうしたらフリーランスになれるの?」「必要なスキルは?」「才能がないと無理?」と。
まず確認しておきたいのは「フリーランス」っていうのは単なる雇用形態を表している言葉で、「正社員」「アルバイト」「パート」みたいなものよ。「フリーランス」である私の雇用形態は「個人事業主」。
頭混乱させたらごめんね。
でもこれめっちゃ大事なのよ。「フリーランス」になりたいのであれば、その方法は様々で、私みたいなウェブ系の仕事しているフリーランスもいれば、最近は美容師さんだってフリーランスとして働いている人が多いとか聞く。カメラマンさんとか、映像制作系の仕事している人もフリーランスが増えてるとか。
だから私のようなそこそこ自由に過ごしているっぽい生き方がいいなあと思って「フリーランスになるためにはどうしたらいいの?」って聞いてきてくれる人は、フリーランスを目指すというよりはウェブ系の仕事を目指した方がいいのでは?と思います。(もちろんウェブ系以外にも選択肢はあるよ)
別にフリーランスでいるのはそこまで重要ではないんですよね。むしろ、フリーランスになったって業種によっては、全然時間も場所も自由にならないからね。(美容師さんだったら基本仕事するためには店舗に通うわけだし、カメラマンさんなら撮影場所に出向くわけだし、たぶん)
っていうのが、まずはスタートで、「自由に生きたい!」「応援してるサッカーチームの試合に全部行きたい」「推しの現場全ステしたい!」って人たちが考えるべきなのは、どうしたら休みたい時に休みが取れるかだと思う。
会社員でもフリーランスでも、休めない人は休めないし、休める人は休めるっていうのが現実なので。仕事によりけり、一緒に仕事している人たちによりけり。
なぜ私が今の仕事を選んだのか
まあ色々言ったけど、私は今のウェブマーケターの仕事にはやりがいを感じているし、これからもこの分野でスキルアップしたいなと思って毎日仕事してます。
それにフリーランスという働き方は簡単ではないけど、自分には向いているなと思って生きていて、今年の3月で4期目に突入しました。(本当にいつもお世話になっている皆様ありがとうございます。感謝してもしきれません。)
「仕事」と「働き方」の2つに分けてそれぞれ話しますね。
まず、「仕事」について。マーケティングの仕事に興味を持ったのは大学4年で就活していた時で、学生の頃からマーケティングの勉強とかちょろっとしていたりして、インターンとかもマーケティング職でやってました。それがご縁で新卒一年目の仕事に結びつき、それから細かい微調整はしつつもずっとウェブマーケティングの仕事してます。
細かい微調整っていうのはウェブ系の仕事の中でも、いろいろな分野があってウェブデザインとか、プログラミングとか、私がやってるSNS運用とか広告系の仕事とか、全部を統括するようなディレクターの仕事とか、何が自分にあってるのかなあっていうのを自分の中で擦り合わせるみたいな。
というのも、私は片っ端からやってみただけですけどw
最近ってオンラインサロンとかたくさんあるから月5000円とか払って0から色々教えてくれるコミュニティーがあったりするんですよね。私は箕輪厚介さんがやってる(今あるか知らんが)「箕輪編集室」ってオンラインサロンでライター(記事執筆、インタビュー)、SNS運用、カメラ、デザインとか色々やらせてもらって、プログラミングは自分でオンライン教材買って独学でやってました。
実際にやってみると自分に向いてるかどうか分かるからおすすめです。
例えば、「パソコン片手にノマドライフ!」みたいなのしてる人が多いプログラマーの仕事だけど、私は実際やってみて自分には向いてないって思ってやめました(笑)どんなに自由になれるとしても、私に毎日これをやるのは無理wってなりました。向いている人には向いているんだと思うから、自分に合った仕事見つけるのが大切。私は色々試してみて、ライターとかSNS運用やりたいなって思って道を絞った感じだったと思います。
そんでそっから、無給インターンとかでSNS運用やらせてくれる人探したり、あとは自分でブログ運営してSEOとかライターの経験積んだりとかしてっていう時期が社会人になってから2年くらいはあるし、学生の時から数えたら4年くらいはあると思う。会社員だったら、その下積みの部分は有給でやらせてくれるから新卒採用はうまく活用するべき(笑)
で、「働き方」って視点で話すと、大変なことも多いのであんまり私はフリーランスという働き方を人にはお勧めしないんだけど、自分には合っているなあと思っています。というか会社員という働き方が心底向いていないと新卒で入社した一社目で感じて、それ以来会社員はやっていないんですよね。もしかしたら自分にあった会社もあるかもしれんけど。
私は基本人に言われたことをやることが好きではない。あとクソ生意気なんだけど理に敵わないルールとかが好きではない。これは高校生の頃からなんだけど、みんなはそんなに気にせず「怠いなあ」くらいでやり過ごせることとががすっごく気になるんですよね。たとえば、「なぜ会社の全員が9時に始業して、12〜13時に昼休憩をとるのか。」とか。w
だって、みんなが9時出社だから電車は満員になるわけだし、12時からご飯を食べるからご飯屋さんがアホみたいに混むわけじゃん。私人混み嫌いだし、そこに労力使いたくないんだけどなーって思って、別にいつでもどこでもできるウェブマーケの仕事してるのに9時にデスクにいることに意味があるんだろうか、朝から満員電車で疲れて頭働かんし…みたいになって、それについて考えて、誰もその正解はくれないし…ってなんか病んでました。wまあ俗に言う社会不適合者みたいなやつだと思ってます。
会社員って多かれ少なかれ会社のルールの中で働かなきゃいけないけど、そのちっちゃなルールが私には心が病むほどストレスで、そのストレス抱えるくらいなら、他のリスク背負ってでもストレスフリーで生きたいなって思ってフリーランスの道に進むことにしました。
まあ言うても私のストレスの原因ってマジ意味わかんないなwって自分でも思うくらいちっぽけなものなので、普通にそれにストレス感じないなら会社員でウェブマーケやって、経験積んでリモートワークできるような環境手に入れて、適度に有給使いつつ、ZOOMで会議しつつみたいな感じでも全然遠征行ったりできると思います。私ならそうする。(笑)
自由に生きるために才能はいらない
「自由でいいなあ、でも私才能ないしな、、」って友達に言われたことがあってびっくりしたんだけど、私も才能はないよ?と大きな声で言いたい(笑)他の人よりも何かあるとしたら、勢いと根性w
もしこれを読んでいる皆さんが、今の自分の現状満足していないのだとしたら、世の中にはいろんな仕事があっていろんな働き方している人がいるから、その人たちに出会ってみるといいと思います。
なんで独立しようと思ったの?親もフリーランス?ってよく聞かれるけど、うちの親は会社員だし、学生時代周りに個人事業主は一人もいなかったんですよね。
でも、どうしても好きな時に好きに遠征しつつ、周りに文句言われない働き方をしたかったので、就活してた時にそういうことしてるっぽい人の話を片っ端から聞かせてもらってた気がします。そしたら、自分が何をしたら数年後その大人たちみたいになれそうかってわかってくるもので、あとはそこに向かって足掻くだけ。そして今も足掻いてるし、今でもこの人の生き方素敵だな〜って思う人に出会ったら、何してるんですか?どうしてそんなに素敵なんですか?って聞いてますw
最近サッカーの応援していて知り合った人たち見ていても思うけど、W杯行っている人たちの中にも、会社員している人もいれば、フリーランスの人もいるし、法人立ててたりする人もいたし、もちろん学生もいたし、持ってるお金、自由に使える時間は違えど、みんなそれぞれのW杯を楽しんでいたし結構何してても好きな時に好きなところ行けるんじゃないかなって思いました。
大切なのは優先順位で、どのくらいの自由度が欲しいのか、どのくらいのお金が必要なのか、趣味が優先なのか仕事が優先なのか家族が優先なのか、みたいなところを考慮して自分ができそうな仕事を選べば良いのかなと思います。ってなんか話逸れてる?(笑)
私は学生の時に今の働き方に気づいたけど、スタートはいつでも遅くないと思います。人生90年くらいあるし、みんなあと何十年残ってそう?(笑)だからコツコツ頑張ろー。幾つになっても好きなことしてハッピーに生きてたいね!