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文学の世界

大学で文学の授業を選択しています。最初は5教科の中で国語が一番得意だから、簡単に授業の内容も理解できるのでは?という思いと、単純に好きだからという思いで選択しました。

文学と言っても、明治時代以降の近現代文学とメディア技術などとの関わりを学ぶ授業です。文・人間・技術の掛け合わせからなる進歩。表現の変化や人間の変化、今では当たり前となっていることがどうやって生まれたのか等を知ることができます。

長い文章を根気強く読み、理解したり自分なりの捉え方をする練習にもなりますね。小説を取り扱うことも多いので、今と昔のストーリーの違いや、今では見ることのないような言葉の使い方や描写があるのも面白いです。

この文学をただの文を読むつまらない授業と感じるか、考え想像する楽しさを学べる授業と感じるかで授業も日々の生活も充実度が変わってくるのではと思います。

この主人公の心情は?なぜこの作家はこんな結末にしたのか、こんな言い回しをするのか。心の世界は描けない分、想像する必要があるし、それが楽しい!

一流のセンスに触れることができ、その時代の人のリアルな声を聞くことができるし、深く考える機会になる。

こーゆー授業に取り上げられるようなものには、普通に過ごしてたらわからない価値観なことが多いので、本当に学ぶ価値があると思うし、目には見えないものに価値を感じられる楽しい生活につながる。

ここまで数回文学の授業を受けてきたけど、一言でまとめるとすれば、「人間がメディアを変えてきたのではなくて、メディアの進歩が人間の普通を変えてきた」と感じた。

将来必須の知識って感覚はないけど、知らぬ間に養った力が働いているパターンですね(笑)文学は。

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