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卓球界の異端児、早川周作さんの挑戦

スポーツ界でも稀有な存在の琉球アスティーダ代表取締役早川周作さん。

少し前、早川さんからアツいお話を聞かせてもらったのだが、Tリーグに対しても、ストレートに自分のスタンスを貫いているのが興味深かった。

スポーツは、地域でこそ盛り上げていくべきという考えのもと、開幕戦が東京で行われ、地方チームのカードを組まなかったのはナンセンスだと言い放った。その発言そのままに、自らも、Tリーグの開幕戦には行かず、同じ沖縄の琉球キングスの会場に足を運んだ。

早川さんのことをよく知る方は、「昔からずっと言っていることが一貫している」とおっしゃっていたが、インタビューにもある通り、早川さんが持つ「弱者の視点」は、ご自身の生い立ちと深く関係している。

https://listen-web.com/shusaku-hayakawa-2/

振り返ってみれば、僕自身もそうだが、幼き日、若き日の辛い経験は、その後の行動や人間形成に大きな影響を与えるということを改めて感じたし、僕もいつかコンプレックスをさらけ出して、行動できるようになりたいと思わされた。

「私は東ではなく、西を見ている」

と言っていたが、Tリーグに魅力がなければ、Tリーグが東京中心のリーグであるならば、西へ勝負に出るということなのだろうか。西には、中国リーグがあるということだろうか。

今後、早川さんが、沖縄という地の利をどう活かしていくのか、楽しみだ。

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