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選択について

書くことが今のこの自分のためにもなるかもしれないので…

……あと一つ書きたいテーマもあったので、ちょっと頑張って書いてみます…

選択についてです。

こういう(目覚めることについての)話の中で重要なことの一つに、選択というものがあると思うのですが、このことについて(というかこの道全般に関して)私自身が今 混乱の中にあると思うので、ちょっと自分なりにまとめてみたいと思います。


目覚めるということに関する情報を求める中で(私の中で)問題となってくることの一つに、「私(たち)は実際 選択(コントロール)というものを持っているのか」という疑問があります。

実際に様々な情報に当たる中で目にするのは、「私たちは選択(コントロール)といったものは一切有していない」という考えと、逆に「私たち自身が創造者である」「私たち自身が選択しなければならない」といった相反する考えです。


「選択(コントロール)はない」という情報の中で度々私たちが目にするのは、「私たちが(目覚めるために)出来ることなど何一つない」という考えです。

以前はこのことについてものすごく混乱していて、自分の中でかなりのストレスともなっていたのですが、最近は「私たちは(完全に)選択力を有している」という方向で自分なりに納得はしていました。


そうじゃないと明らかにおかしくはないでしょうか。
もし私たちが選択力を全く何も有していないとするなら、私たちは(私たちの力の及ばない)何らかのある力の被害者だということになります。

それはおかしい。
それはどう考えてもあり得ません。
私たちは(あらゆる意味で)被害者であるはずはないからです。
絶対に。


だから私は自分の中で「私たちは完全に選択力を有している」という方向で進んでいこう、自分が納得できる方向で進んでいこう、という思いで最近は落ち着いていた…と思っていたのですが…

最近の自分の状況が物語っていたのは明らかに混乱でした…

腑に落ちていない…


でも今の私の理解では、やはり私たちは完全に選択力を有しているのだと思うのです。

このことについての様々な情報の中で「選択がない」と語られているのは、幻想(夢)の中にいる私たちについて語っている言葉です。

その意味では、この言葉は正しいのだと思います。

夢の中の(個としての)私たちは明らかに選択力を有してはいません。
夢の中の私たちは(自我の)奴隷です。
というか、(個としての)私たちは存在すらしていません。

でも…ここで話が終わってしまってはならないのです。


だって、ここで話が終わってしまったら明らかにおかしくはないでしょうか?

「私たちは奴隷です、終わり」では明らかにおかしい。

私たちが(本当に)奴隷であるはずはないからです。


夢の中の(自我としての)私たちは確かに奴隷なのかもしれない。
存在すらしていないのかもしれない。

でも私たちは奴隷(自我)ではないのです。
そう、私たちは奴隷ではありません。


私たちは選択力を有しています。

分離(幻想)を維持するのか、分離(悪夢)を癒すのかという、唯一の根源的な選択をする力は有しています。
完全に。


でも、私たちが有している選択力はその(根源的な)レベルでの選択の力のみです。
それが、根源的なレベルでの選択の力のみが、私たちが有している唯一の選択力なのです。

それ以下の(幻想のレベルでの)選択に関しては、私たちは何も力を有してはいません。
夢の中の(すでに自我を選択してしまった)私(たち)は確かに操られています。


でも、根源的なレベルでの選択においては、私たちは完全に力を有しているのだと思います。

それが、神の子としての私たちの力です。

そしてそれは「個(自我)としての〈私〉の力」を捨てるという選択…
神(真理/愛)に逆らって「自分の力(プライド)」を誇示し続けることを止めるという選択なのだと思います。


その根源的なレベルでの選択ができていないために、私は未だ混乱し、迷い、怖れの中にいます。
そこにまでまだ気づきが至っていないために、未だ苦しみの中にいるのです。

このことに関しては、私は誰にも責任転嫁をすることはできません。
それは全て自分自身が望んで、選んでいることだからです。

私の(隠れた)狂った願望が叶った結果だからです。


でも、私たちは完全に力を有しています。
私たちは神と同じに創造された神の子供だからです。
私たちは完全な、無限の力を有しています。


もしも今、苦しみの中にいる人がこれを読んでくれていたとするなら、(私たちは)もう何も嘆くことはありません。

私たちは神の子だからです。
神と同じ力を持った神の子供だからです。


私たちは、完全無欠の力を有した「神」の愛しいひとり子です。

私たちは力を有しています。
完全な力を有しています。
私はそう信じます。


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