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おはようございます。

#意識低い系社長  です。

昨日、下記のいわはらいずみさんのNoteを拝読致しました。

ご本人に「インスピレーションを受けたので記事にしてもよいか」お聞きしたところ快諾してくださったので、今日はわたしからの視点で「俺はなぜ不倫が許せないのか」について書いていきたいと思います。


1.不倫


不倫は婚姻関係にあるパートナーとは、別の愛人を作ることです。

つまり、婚姻前なら浮気、婚姻後なら不倫となります。

浮気は法的に問題ありません、が不倫は、「不貞行為」にあたります。
不倫をされた側は、配偶者の権利を侵害されたことになり、民法第709条を法的根拠に「不法行為による損害賠償」を請求できます。

ここが明確に違います。(厳密には内縁状態にあれば、婚姻関係になくとも「不貞行為」と認定された例もあるみたいです。)


2.なぜ許せないのか


わたしは結婚していますが、生まれてこの方、浮気というものをしたことがありません。それは、「今、一番好きな相手しか目に入らない」からです。

これは格好つけているわけでも、ポリコレ棒をふりかざしているわけでもありません。事実そうなのです。テレビを見てガッキーかわいいなぁ、と思うことはあっても、ガッキーと寝たいとは思えないのです。(ガッキーに失礼

そもそも、わたしは「浮気をできるほどマメな人間」ではないです。
妻にばれないようになんて、無理です。秒でバレる自信があります。

話を戻します。
それで、なぜ許せないか、については、
浮気をした相手が美人だから、イケメンだから、という嫉妬心ではなく、
わたしの場合、「イメージを裏切られたことに対しての怒り」です。


3.イメージに対する根拠


例を出してしまうのは名誉毀損になってしまうかもしれないので、たとえ話でさせて頂きます。


例えば、清純派なアイドルAさん(20)がいたとしましょう。
彼女は、「男性とお付き合いしたこともないし、イケメンは浮気しそうだから好きじゃないなぁ。」などと常々言っていたとしましょう。

ところが、某週刊誌に30代イケメン実業家(既婚)との不倫事実がすっぱ抜かれました。

まず、これが1つ目の事例です。

例えば、以前から女遊びが派手だったという噂の既婚の芸能人Bさん(30)が、一般人の美人OL(20)と不倫をしていた、と報じられました。

これが2つ目の事例です。


どちらも同じ「不倫」ですが、同時に報じられたとしても、恐らく世間の反応はAさん叩きに走るでしょう。

なぜでしょうか。

それが「イメージに対する裏切り」なんです。


4.イメージを作るのは


イメージを作るのは、著名人本人、そして所属する事務所、そしてスポンサー及び広告代理店です。
世間はそのイメージ戦略を受けて、

「清楚系といえばあの子だよね」
「あいつしゃべらなきゃ顔はいいのにな」
「さわやかイケメンといえば」

といった、受け手側の偏見も加わったイメージが育っていきます。

そしてその各個人の中で勝手に育ってきたイメージを根底から覆されるような事案の発生は、人々を非常に不快にするのです。


5.世の中の炎上案件


今の世の中は炎上案件だらけです。

毎日どこかで火柱が立っています。

そのほとんどが人々が勝手に作り上げた「イメージ」や「偏見」によって引き起こされたものです。

以前、「リーガルハイ」というドラマで、堺雅人さん演じる古美門弁護士が、「民意だから、正しい。民意であれば、何をしても許される。冗談じゃない!!!」と激昂するシーンがありました。

不倫に限らず、今の御時世は「道徳的に正しい」ことをしていなければ、必ずどこかで炎上します。「民意」は今、とてつもないストレスを抱えていて、どこかで発散したくて仕方ないのです。

そう、この記事を読んでくださってるあなたも、あなたの友人、親、誰もがその「民意」のひとりであり、またその「民意」に監視されている対象でもあるのです。


6.最後に


わたしが最後に言いたいのは、わたしは「不倫という不貞行為は違法行為であり、嫌い」です。ですが、知り合いでもない、芸能人の誰が不倫しただとか、そんな話はどうでもいいのです。

くれぐれも、あなたが「正しい」と思っていることは、他の人からしたら「正しい」とは思ってくれないかもしれない、という事実をお忘れなきよう、この不寛容な社会を生きるしか道はありません。

「民意」が「不寛容な社会」を求めているのですから。



ここまで読んで頂き、ありがとうございました。



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