「個人」をブランド化するパーソナルブランディング──時間なくなるけどいいの?
おはようございます。#意識低い系社長です。
最近「個」の時代とか、「個人」のスキルで食っていく時代、とかよく聞くようになり、わたしもNoteで似た記事を何件か投稿しています。
「個人」をブランディングしていくのはとてもいいことだ、とわたしは思っていて、なぜなら特定の企業や団体のスポンサー料を受け取ることなく、ある意味、新時代のメディアクリエイターとなり得るからです。
その点、今のマスコミやYouTuberはスポンサー収入を得ているので、スポンサーに物申したり、YouTubeを悪く言うことはまずできないでしょう。
では個人のブランド化は絶対なのか。わたしはそうは思いません。以下にその理由をお話したいと思います。
1.「個人」を売りに出す
あくまで当人に付加価値をつけて、売る場合の話です。タレントや芸能人はまさにこれです。
名前だけで食っていけるから最高じゃないですか。って思う方もいるでしょうが、実際は違います。
まず時間がなくなります。公私なんてあったものじゃありません。売れっ子になればなるほど、毎日、毎時間、毎秒、常に仕事のスケジュールでいっぱいになります。
そして、わたしたちがタレントや芸能人を見て感じる違和感、「なんでこの人売れてるの?」に繋がっていきます。時間が取れないことで、ひとつひとつの仕事内容が薄く、浅くなりがちです。
また、元々その人のファンや信者だったとしても、時間が取れないことで、徐々に支持する人が減ってきてしまい、結果として何者でもない者に落ちてしまうでしょう。
2.「個人の能力」を売りに出す
わたしもよく、この話をします。プログラマーやエンジニア、翻訳家やライター、イラストレーター等、その分野のエキスパートたちが、フリーランスや長期契約として仕事を受注していくという前提でお話をします。
実はこれも1,で述べた「時間がない」現象に繋がります。やはり有能なプロフェッショナルは基本的にどこからも引っ張りだこです。
そしてその当人たちは「波が来ている」と感じ、精一杯仕事をします。
いいことじゃないですか。
と思われる方もいると思いますが、現実、技術は日進月歩であり、最先端へついていくためには常に勉強する時間や練習する時間が必要になるのです。その勉強にさく時間が確保できなくなってきます。
3.じゃーどうすればいいか
つまるところ、人間は暇だから、勉強をしようと思えばできますし、暇だから様々な文化や芸術に触れ、豊かさを感じるわけです。
時間に追われ、終わらない仕事でヒィヒィ言うぐらいなら、いっそキャンセルして暇を楽しむべきなのです。
多種多様な芸術や映画や本に出会うことで、また人生観も変わり新たな仕事を生み出したり、自分のスキルにプラスアルファがついたりします。
まわりくどい話になりましたが、
わたしが結局言いたいのは「暇」でいいじゃん。ってことです。まあ実際、弊社は仕事がなく、本日も臨時休業状態ですので、「暇」です。ですので、わたしは、今日は本を読み、散歩をして、次の記事何書いてみようかな~と思いを馳せるのです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
わたしの記事を少しでも面白い、と思って頂けたらフォローやコメント頂けるとありがたいです。今後とも宜しくお願いいたします。