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ヘリウムマガジン

増田セバスチャン主宰のNPO法人ヘリウム公式マガジンです。購読料は、NPO活動に使われます。 増田セバスチャンの最新コラム、雑誌でセバスチャンが連載していたお宝コラム、海外活動… もっと読む
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#kawaii

HELI(X)UMにとっての2022年まとめ

早いもので2022年も幕を下ろそうとしています。 2022年はHELI(X)UMにとってどんな一年だったのかを振り返ってみます。 *上半期* Kawaiiとダイバーシティ/ウェル・ビーイング【1月】Kawaii77年史を振り返り 2022年1月22日にライヴストリーミングスタジオ『DOMMUNE』で開催 "増田セバスチャンと宇川直宏が語る「Kawaii77年史」 〜 77 YEARS HISTORY OF Kawaii CULTURE”。 宇川直宏さんとセバスチャンの実

レポート)六本木アートナイト2022。増田セバスチャン新作「Polychromatic Skin」

9/17(土)から開催された六本木アートナイトのレポートをお届けします。 六本木アートナイトは、六本木の街を舞台に、アート作品、デザイン、音楽、映像、パフォーマンスなどを含む多様な作品を点在させ、生活の中でアートを楽しむという新しいライフスタイルを提案するとともに、大都市東京におけるまちづくりの先駆的なモデル創出を目的に開催するアートの饗宴です。 コロナによる度重なる中止の末、3年ぶりの開催となりました。 今回増田セバスチャンが用意したのは、多種多様なマテリアルを用いて

9/30(Fri)-10/2(Sun)Participatory live performance”Polychromatic Skin”/参加型ライブパフォーマンス作品「Polychromatic Skin -身につける、脱ぎ棄てる-」@大阪

増田セバスチャン新作『Polychromatic Skin –身につける、脱ぎ棄てる-』が9月30日(金)-10月2日(日)の3日間限定で大阪・北加賀屋 kagooで開催! 増田セバスチャンのカラフルな実験  90年代の空気感ただよう参加型ライブパフォーマンス アーティスト・増田セバスチャンによる参加型ライブパフォーマンス作品「Polychromatic Skin -身につける、脱ぎ捨てる-」が2022年9月30日(金)から10月2日(日)までの3日間、大阪・北加賀屋のk

3日で500人超来場。増田セバスチャン チャリティアート展「COLORS FOR PEACE」in NYC.

2022年7月29日(金)-31日(日)にニューヨークで開催された増田セバスチャンのチャリティアート展「COLORS FOR PEACE」のレポートをお届けします! 会場:NYマンハッタン注目のエリア 会場となったのは、マンハッタンのロウワーイーストにあるギャラリー・Mizuma & Kips。チャイナタウンとリトルイタリーの中間にある、今注目のエリアです。 Photo by GION Photo by HELI(X)UM チャリティイベント「COLORS FOR

増田セバスチャンが札幌新陽高等学校『多様性対談』に出演しました。

先日、増田セバスチャンが札幌新陽高等学校にて、生徒さんの前でKawaiiについてお話をさせていただきました。 きっかけを作ってくださったのは、ヘリウム設立からともに歩んできた赤司展子さん。 We-Steinsの代表として、アートや建築の教科横断的な性質をつかって五感や多様な知能を触発するSTEAMプログラムをつかった体験型学習プログラムの企画・開発・運営など、教育支援を行われていた赤司さん。なんと、2021年から札幌新陽高等学校で校長先生に就任し、日々リアルな教育現場で奮

What’s ダイバーシティ?Kawaii文化とダイバーシティの関係について

The Japan Foundation 国際交流基金 「What’sダイバーシティ?」に増田セバスチャンが出演しました!YouTubeにて動画が公開されておりますので、まとめてご紹介いたします。 What’s ダイバーシティ? ~海外研究者と考える日本の多様性~ 第2回Kawaii文化とダイバーシティの関係について What's ダイバーシティ?は、国際交流基金の日本研究フェローが様々な専門家と対談し、ダイバーシティについての理解を深める動画シリーズです。(第1回はこちら

世界初!90年代レイヴとKawaiiの強い繋がりを紐解く。DOMMUNE「Kawaii77年史」後半:原宿Kawaiiの誕生から未来へ

2022年1月22日にライヴストリーミングスタジオ『DOMMUNE』で開催された"増田セバスチャンと宇川直宏が語る「Kawaii77年史」〜 77 YEARS HISTORY OF Kawaii CULTURE”。5時間に渡ったイベントをチラ見せレポート後編です。 前編はこちらから↓ チャプター6までの予定が、2までで既に半分の時間を消化してしまっている…!そんな内部の焦りとは関係なく、スタジオでは観客の皆さんが真剣な眼差しでトークを見つめ、熱気に包まれていました。 つ

「Primal Pop」最初のクリエイティブな衝動

小さい頃、進学祝いで買ってもらった勉強机にペタッとステッカーを貼ったり、壁にクレヨンで落書きしたりして、親に怒られたことはありませんでしたか? 六本木ヒルズで開催中の個展「Primal Pop」では、物心ついて最初の”クリエイティブな衝動”に立ち返って、子供の頃の記憶体験を自分に憑依させながら制作に挑みました。 「Primal Pop」(原始的なポップさ)は、2020年のパンデミック中にひとり夜な夜な作品制作と向き合う中で生まれた作品シリーズの名称。 ここから生まれたパ

Yes,Kawaii is ART メイキング日記②

無事終了した増田セバスチャン展覧会『Yes, Kawaii Is Art』大阪。たくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございました。 途中になってしまっていた開催までのメイキングを改めてこちらでまとめます。 ①はこちらから あと13日!10/18(月)メイン会場は、藤子Aの世界?メイン会場のKagoo ってこんなところ。廃工場だったところを白くペイントしています。中の廃墟感はそのまま。駅から5分くらい。 夜はライトアップ。なんだか藤子A先生の「憂夢」に出てくる

Yes,Kawaii is ART メイキング日記①

あと17日! 10/13(水)メイキング日記はじめます。いよいよ大阪入り! これから約2ヶ月、大阪に住みつつ、地元の人たちとコミュニケーション取りながら作品を制作していきます。 この展覧会は、大阪の工場地帯に点在する廃工場や造船所跡、廃倉庫などを巡りながら作品を鑑賞するスタイルの展覧会です。 「暗闇の中で(自分だけの)色を探す」というのが全体の主題になっています。 ロケーションを含めると、こういう街を使った展示は、東京では中々できないなと思っていて、このスタイルで次やると

とにかく自分の好きなものを放り込んだ、6%DOKIDOKIの90年代。

ほぼ日カルチャんさんとのコラボ『増田セバスチャン と6%DOKIDOKI 1995→2021』@渋谷パルコがオープンしています! 26年続く6%DOKIDOKI…。 ここでは特に90年代のアーリー6%を中心に紹介しています。 店内の壁にはずらりと当時の商品が載ったカタログが張り巡らされています。 (当時、そんなにWEB通販が普及してなかったので、”ペーパーショップ”と銘打って、商品カタログ&読み物として配布していました。) 当時のチラシの復刻版ポスターなんかもあります。

増田セバスチャン「Fantastic Voyage」(Tokyo 2021)

先月、ようやく自主企画の2つの展覧会(「Fantastic Voyage」と「Digital Tribe展」)が終わりました。 なにか戦場から帰ってきた兵士のような気持ちみたいなところがありまして、連日の設営と撤去でカラダの節々が痛いのと同時に、自分を縛っていたモノから解放されて自由になった感じがしたりして、とても不思議な、ふわふわした気分です。 いろんな意味で少し無茶しましたが、世界的に不安定な時期が明けて世の中がなあなあになってしまう前にどうしてもやっておきたかったの

Zipper連載「Harajuku 大学 Kawaii学科 セバスゼミ」(2013)〜第4回kawaii文化が世界に広まるまで〜

2013年に増田セバスチャンが雑誌「Zipper」で連載していた「Harajuku 大学 Kawaii学科 セバスゼミ」をお届け。 前回の80’sアメリカンToyやフラワームーブメントなどの海外カルチャーがKawaiiに与えた影響に関する考察に続いて、今回は逆にKawaiiがどうやって世界に広がっていったのか、がテーマです。 前・中・後編の3本で語られた中で、今回は前編をお届けします!

展覧会レポート:「Digital Tribe -未来のコミュニティのあり方-」

今月、HELI(X)UMが主催する増田セバスチャン&京都芸術大学ウルトラファクトリー/カラフル・ラボの展覧会「Digital Tribe -未来のコミュニティのあり方-」の京都開催が無事閉幕致しました。 この記事では同展示の様子をレポート。開催に至る経緯はぜひ前記事をご覧ください。 展覧会「Digital Tribe -未来のコミュニティのあり方-」が開催されたのは、京都芸術大学の関連施設である「Obra」というギャラリー。入り口でみなさまをお迎えしたのは、アイキャッチ的