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理系博士課程の学生、「科学を好きになったきっかけ」を振り返る。

ご覧いただき、ありがとうございます!
理系博士課程学生のZOOと申します。
専攻は生物学で、植物の研究をしています。
今回は、大学院の博士後期課程に進学した私の「科学を好きになったきっかけ」について書いていきたいと思います。

ちなみに、この記事の元になっているのは、先日のYoutubeLIVE(Twitterでも同時LIVE)でSEAちゃん、NERUさんとお話した内容になります。
話してみると、いろいろと思い出すものですね…。こういう話題も面白いです。
※SEAちゃんの記事はこちらから!

そもそも、これまでを振り返ってみると、私は幼少期から一貫して、理科(特に生物)大好き人間であったように思います。
出会ってきた先生方がとても熱心で、私のアホみたいな質問にも快く答えてくれて、授業時間内・外を問わず興味深い話を聞かせてくれたことは、私の「理科好き」に大きく影響してきました。

小・中・高・大と、たくさんの先生方にお世話になってきましたが、その中でもインパクトが強いのは、中学校の時の理科の先生です。
その先生は、自然大好き少年がそのまま大人になったような方で、授業中に学校の近くの畦道(私の地元はまぁまぁな田舎です。笑)に私たち生徒を連れ出しては、植物や昆虫の名前を教えてくれました。
木の実を使って笛を作ったり、植物の葉を使ってカゴを作ってみたり…。今思うと、「どうやって学習範囲を終わらせていたんだ…?」というくらい遊んで(?)ばかりいましたね。笑

「教員が生徒に残すものは、知識と言うよりもむしろ、学びの場で感じた感情なんだよ。」

こんな言葉を、教育学の研究者に言われたことがあります。

あのような理科の授業が他の生徒の心にも刺さったかは別として、少なくとも私にとっては、
「理科楽しい!」「自然面白い!」「もっと知りたい!」
と思う起爆剤?燃料?になりました。

小学校に上がる前から、地元の博物館(※)に連れて行ってもらって大喜びするなど、マニアックな趣味思考はもともとあったのだとは思うのですが(笑)、幸運にもその気持ちをさらに盛り上げてくれるような先生方との出会いが続き、今(博士後期課程進学)に至りました。

※「地元の博物館」についてはYoutubeLIVEの方で少し詳しめにお話ししたので、本記事では割愛します。キノコに注目した施設で、結構お気に入りです。

そんなこんなで、私の場合は割と受動的に(親に連れて行ってもらった博物館、学校の授業などから)科学を好きになった、というお話でした。
どれが最大のきっかけになったのかははっきりと言えないので、この記事では最も「理科/科学好き」の起爆剤になった?と思われる中学校の時の先生をメインで書きました。

ですが、今回書かなかったところでも本当にいい出会いが多かったので、ここまで進学したのかなと思っています。

私もいつか、「楽しい!」「面白い!」と言う気持ちを次世代に残せるような人間になりたいなぁと思うところです。

それでは、今回はこの辺りで!

ZOO

【SEA-ZOO(NERU)とは?】
SEA-ZOO (NERU)とは、
「博士理系学生をもっと身近に!」
をコンセプトに活動するサイエンスコミュニケーターグループです。
SEAちゃん、ZOOちゃん、NERUさん、それとたまにはゲストを交えて、
研究者っぽいことも、そうでないこともいろいろやっていきます。
活動のメインはYoutubeの予定。
【リンク】
SEA-ZOOちゃんねる
https://www.youtube.com/channel/UCwJOnyFcYmTFpBK51bhzFvg?sub_confirmation=1
【ホームページ】
https://seazooneru.amebaownd.com
【ツイッター】
https://twitter.com/seazoo2020


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