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「せっかく買ったのに…」に対処するモノを手放す考え方

「断捨離をしよう」
「シンプルライフを送ってやりたいことをしよう」

と考えても、いざ断捨離を始めると「これ高かったんだよね」「せっかく買ったのに…」となかなか捨てられないことってありませんか?

はっきりいって、モノを手放すことってパワーがいる作業。簡単に手放すことはできません。

ですが、あらかじめマインドセットをしておけば無理なくモノを手放すことが可能です。

本日は、「せっかく買ったのに…」と手放すことを躊躇してしまった時の対処法をお伝えします。

◎「まだ必要だったらどうしよう」に備えよう

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一口に「せっかく買ったのに…」といっても、その背景には大きく2つの感情が存在します。

一つは、「手放した後にまた必要になったら『せっかく買ったのに…』って後悔しそう」という不安です。

将来手放したモノが必要なことが起きて「あの時手放していなかったらなぁ」と思ったり、「また買うことになっちゃったじゃん」と後悔することが怖いのです。

でも考えていただきたいのが、「今も使ってないのにこれから先使う可能性ってどれくらいあるの?」と言う話。

そしてそれは別のもので代用できないのでしょうか?

僕の場合スキーウェア。学生時代はシーズンに数回行っていましたが、社会人になってからは6年間で1回くらいしか行っていません。これから行くとも思えませんし、行くとしてもレンタルで十分ですよね。

他にも食材をペースト上にするブレンダー。おしゃれなご飯を作ろうと購入したのですが、めんどくさくてほとんど出番がありません。「だったらペーストにする工程がない料理を作ればいいのだ」と手放してしまいました。

最初は不安かもしれませんが、レンタルや代用でけっこうどうにでもなりますよ。

◎持っていることのリスクを認識しよう

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もう一つ、「せっかく買ったのに…」となる背景には「ここまでお金や時間をかけたのに」という感情が存在します。

例えば、こつこつ集めてきた漫画。通常のコミックだと1冊450円人気で30冊以上発行されていると1万円以上お金をかけたことになります。

他にもこつこつ集めた料理グッズや結構高かった洋服などお金や時間をかけたモノには「こんなにお金や時間をかけたのにもったいない」という気持ちが働きます。

こうなると「せっかくならとっておこうかな」としまいますよね。

ですが、ここで考えていただきたいのが、そのまま所有しておくことで生じるリスクです。

わかりやすい例がクルマです。持っておくと維持費や車検でコストが量みます。

他にも洋服を持っているとその分収納スペースが必要に。広い場所に住まないといけなくなってしまいますよね。その分家賃や交通費がかかるかもしれません。

時間についても同様のことが言えます。「すごい読みたいわけじゃなかったけど懐かしくてつい読んでしまって時間が経っていた。」なんてことが起きるわけです。本当であれば新しい趣味や勉強や仕事に時間を使いたかったのに妨げになってしまいますよね。

このように、とりあえず持っておこうと考えて所持をしてしまうと、気付かぬうちに時間やお金を奪われてしまうリスクがあります。

今後もこれにお金や時間を使いたいのか?と考えて手放す選択をすることをお勧めします。

◎一時でも豊かになれたならそれは最高

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それでもやっぱりもったいないと思うのであれば、マインドセットを変えましょう。

モノを持つことに意味を見出すのではなく、使用した時間に価値を見出すのです。

例えば洋服であれば、「今シーズン着れてよかった!」

漫画であれば「面白い時間をありがとう」という感じ。極端な話1、1万円で面白い話が読めたからお金を使った価値があったな。という感じです。

美味しいご飯を食べる時に、1万円もしたんだからとっておこう。って考える人っていないですよね。

モノだって消耗品。ちゃんと使えたことに感謝をして不要になったら手放せば良いんです。


◎不要なモノを手放して楽な生活を!

「モノを手放す」というとテレビがなかったり食器も紙皿で生活していたりと極端なミニマリストが想像されがち。

ですが、シンプルな生活というのは”自分が不要と思うモノを手放すこと”なので、なんでも捨てなければいけないというわけではありません。

不要なモノを手放すことによりやりたいことに集中ができるので、今よりももっと充実した毎日が送れること間違いなしです。

ちなみに、モノではありませんが、手放すことを強くおすすめするのがスマホゲーム。

僕も3年くらいやり込んでいたゲームがあり、時間もお金もかなり投下していたのですが、あるとき1日のスマホ時間が12時間。ほとんどゲームをしていることに気が付きました。

これでは他にやりたいことをやる時間なんてありませんよね。

「このままじゃずっとゲームに時間を奪われる」と思ってアンインストールしたいまでは副業に筋トレにと時間を使うことに成功。以前よりも有意義な時間を過ごせるようになったと思っています。

「自分がやりたいことはなんなのか。」一度見直してみて、不要なモノを手放していきましょう。

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