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磨りガラス越しに見えるぼやけた景色

来る日も来る日もあー酔ったなと思うくらいに1人で宅飲みをしていた。飲み会があれば当たり前のように飲んで、当たり前のように酔っ払っていた。酔っ払わない日などなかった。

だから大抵このnoteは酔っ払った状態で書かれていたわけで、つまるところ内容の大抵も全部酔っ払いの戯言だったわけである。

そんな不摂生が祟ったか、体調を崩した。
とにかく空咳が止まらないわ、ひどい頭痛はするわ、寒気はするわで最悪だった。何度鼻をかんでもかみ切れない感触が残るのだった。

それが火曜日のことで、もう水曜日には熱が出るんだろうなと思っていた。でも一向に熱は出ず、最悪の状態が熱が出るギリギリのところで続いていた。木曜日大きな痰のまとまり鼻と口の間の管?みたいなところから口に流れてきた。

この瞬間に全てがわかった。完全なる自己診断だけれど、副鼻腔炎だ。(蓄膿症とも言われる。)鼻と口の間に膿が貯まることで咳は引き起こされるし、頭痛も引き起こされる。全身の倦怠感に悩まされるし、もう何はともあれそれのせいでしかなかった。

どんな不調も原因が分かると、症状が同じでも気持ちが楽になるものでなんとか今日までなんとか生き延びた。

さて、話を戻すとそんな事もあったのでここ3日くらいはシラフでいる。
夜になると家のソファでよく寝ちゃうのだけど、それは全部酔っ払っているせいだと思っていた。ほかの色んなことも酔っ払っているせいだと思っていた。でも、そんなことはなかった。酔っていなくてもソファで寝落ちはしてしまう。

純粋にどうやらぼくは疲れていたみたいだった。酔いは色んなことをボヤボヤさせてうやむやにしてくれていたけど、自分の中の向き合わなきゃいけないことを全て磨りガラスでぼんやりとしか見えなくさせてしまっていたみたいだ。全体像はモワッと掴めるけれど、画質は粗めだ。

この体調がすこぶる悪くなったのをキッカケにアルコールを控えようと思う。自分とクリアに向き合うためにも。


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