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【A.I.】 NIRVANAの新曲が発表?グランジファッションも紹介します

本格的にA.I.が力を発揮し始めた。僕たちにエンターテイメントまで届け出し始めたというお話です。過去、僕のnoteでもA.I.が優れた音楽を出し始めたという記事をアップしました。

記事内では、トラヴィス・スコットならぬTravisbottがRAPをしていました。MVも完成度が高くて、フォートナイト内でライブをした時と変わらないようなクオリティで見ることができるので、A.I.の技術革新はすごいと感じざるを得ませんでした。トラヴィスのあとは、カート・コバーンです。曲をまず聞いてみてください。

A.I.が作ったNirvanaの新曲

アメリカ人アーティストであり、人気YouTuberのFunk Turkey(ファンキー・ターキー)が、A.I.(人工知能)を使用して伝説のバンド Nirvana(ニルヴァーナ)の新曲を作成した。

Funk Turkeyは先日もA.I.(人工知能)を使用してAC/DC(エーシー・ディーシー)の作風を模した曲 “Great Ball”を発表。その他にも、同様の手法で彼はMetallica(メタリカ)やNickelback(ニッケルバック)を模擬した曲を次々と発表して大きな話題となっている。

今回お披露目された“Nirvana風”の新曲 “Smother”は、ウェブサービス『lyrics.rip』を使ってまるでNirvanaのフロントマンである故・Kurt Cobain(カート・コバーン)が書いたような歌詞を生成。『lyrics.rip』は世界有数の歌詞サイト 『Genius』のデータベースを使って、特定のアーティストの多くの歌詞を学習したA.I.が、予測アルゴリズムを用いてそのアーティストの新しい歌詞を作成するというウェブサービス。生成された歌詞には“I could eat your heart-shaped box for food”や“You never lost control”など、Nirvanaのヒット曲からいくつかのワードが流用されている。さらに、Turkeyはチープな機材を用いてトラックとボーカルをミックスし、1990年代の“グランジ”のムードを再現したという。

ニルヴァーナ?カート・コバーン?という人のために

楽曲は、確かにニルヴァーナ風だったし、グランジ風でした。
若い世代の人と接する機会が多くあるのですが、2000年に生まれた人が20才という現在、90年代のアーティストを聞いたことがないという人が当たり前にいます。

カート・コバーンも、クリス・ノヴォセリックもデイヴ・グロールも知らない、グランジがわからない、コートニー・ラブも知らない、スマッシング・パンプキンズも知らないが当たり前になるわけです。信じられないと思う人もいるかもしれませんが、これがジェネレーションギャップでもあります。

僕だって、よく考えれば70年代以前の音楽のことはそこまでよくわからない。自分の興味の範囲外だと、王道の70年代アーティストでも歯抜けになっていると思います。何もおかしいことじゃない。だから、まずニルヴァーナの有名な楽曲を添付して、グランジのエッセンスを感じて頂こうと思います。

他にも魅力的な楽曲が沢山あるのですが、公式サイトのMVの関係上、これらの楽曲を選ばせて頂きました(僕が好きなNIRVANAの楽曲はNegative Creep)グランジ・ミュージックに関しての説明はこちらです。

グランジファッションとは

グランジについて
80年代後半から1990年代前半に流行したグランジ・ロックから派生したファッション。ニルヴァーナの服装がストリートファッション化したもの。 もともとグランジー(grungy:汚い)という俗語が語源で、アメリカのファッション誌が命名した。 古着やよれよれで色落ちした服の着くずし、重ね着をが特徴。着古して擦り切れたネルシャツ(棉でできたフランネル地のシャツ)やカーディガン、穴の開いたジーンズやスニーカーなどの組み合わせによるスタイル。

FASHION PRESSより

カート・コバーン(NIRVANA)をアイコンにしたグランジファッションの解説は古着屋さんの上掲記事を参考にしてもらえればと思います。ウィメンズのグランジファッションの参考はこちらの画像一覧がわかりやすかったです。

マーク・ジェイコブスは、グランジをコレクションファッションに持ち込んだモード系ファッションデザイナーでした。90年代のコレクションを2018年に復刻したREDUX GRUNGEの公式サイトはコチラです。
幾つかのルックを添付します。

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遡ること1993年の春、マーク・ジェイコブスは、当時クリエイティブディレクターを務めていたPerry Ellisのコレクションで、グランジを高らかに宣言した。今回、REDUX GRUNGEとしてよみがえったのは、あまりにも有名なそのコレクションから選び抜かれた26ルック。25年前、グランジはハイファッション界では受け入れられず、マークのデザインしたこのPerry Ellisのコレクションは酷評された。80年代の過剰で豪奢なファッションを引きずっていた当時の業界には即さなかったのだ。そしてマークは解雇された。しかし25年経った今改めて振り返ってみれば、マンガをフィーチャーしたTシャツ、スリップドレス、ビーニーをケイト・モスとナオミ・キャンベルがまとう同コレクションは、時代を大きく先取っていたとしか思えないし、むしろ、あの時代をこれほど見事に表現していたコレクションはない。

2013-14AWのサンローランのコレクションテーマはグランジでした。このようにしてモードファッション界も、数年に一度、グランジ系ファッションをモチーフにするデザイナーは現れます。

不動の人気を誇るロックTシャツ

夏なので、ロックTシャツを男女ともに着る人も多くなる季節ですが、その中でもニルヴァーナTシャツは不動の人気です。過去にもGUで発売されていました。オリジナルツアーのTシャツはヤフオクや古着屋さんで今でも高値で売られています。バンドTシャツについての記事は、歴史も踏まえたOR NOTのインタビュー記事が詳しかったので読んでみてください。

--- バンドTシャツ(以下:バンドT)のルーツを遡ると、どの年代に辿り着くのでしょう?

「僕はヒッピーカルチャーが開花した60年代のアメリカだと思います。グレイトフル・デッドがライブ会場などで販売したマーチャンダイズなどが原点ではないでしょうか。」
--- 今やファッションアイテムの一つとしても認知されているアイテムですが、一般的なファッションとしても取り入れられ始めたのはいつ頃からなんでしょうか?

「僕は90年代以降だと思ってます。立役者のひとりがニルヴァーナのカート・コバーンではないでしょうか。彼はよく、ソニック・ユースやマッドハニーといった仲間のTシャツを身につけていました。ファッションアイコンでもあった彼に憧れたファンたちが、日常でも身につけ始めたことで、よりファッションとしても浸透していったんだと考えています。そしてもう一つ考えられるのが、90年代に裏原宿で活躍し始めた方々の影響です。」

上掲したインタビュー内でも出てきたソニック・ユースのTシャツを着て、カートコバーンはライブをしたりしていました。最近書いたnoteでちょうどソニック・ユースをピックアップしていたので、合わせて読んでみてください。

A.I.の生成したNIRVANAの楽曲から始まった今日の記事でしたが、上掲したFunk TurkeyさんのYouTubeチャンネルでは、既にそのほかのアーティストで、AC/DCニッケルバックメタリカレッド・ホット・チリペッパーズをベースにして、A.I.で作られた楽曲がアップされています。

エンターテイメントの世界でも、人間と機械の融合が迫っていること実感しました。過去の歴史を機械に読ませて、それをベースに新たな楽曲を生成してオールドファンを楽しませる。
ユートピアだと感じる人もいれば、その人が作った物を冒涜するようでディストピアだと感じる人もいるかもしれません。それでも進化を止めないのが人類です。オリジナルの曲があるからこそ機械はそれを真似することができるわけで、まず始めに人間ありき、なのはこれからも変わることはないはずです。オリジナルを作ったアーティストに敬意を払いながら、新しいエンターテイメントも楽しんでいきたいですね。

PROFILE

イタクラタツキ/板倉龍城
広告、ファッションを中心に活動するスタイリストです。
アートディレクションや企画、キャスティングを考えることもあります。
普段は変化球なセルフコーデをあげるインスタ民です。

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カテゴリーごとにマガジンを作りました。
コレクション、アート、建築、音楽、雑誌、人々やお店紹介、時事について分けましたので、お好みのところから読み始めて頂ければと思います。
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ス タ イ リ ス ト | 板 倉 龍 城 | Tatsuki Itakura - ファッションにまつわる記事をキュレーションするnoteを毎日更新。普段は変化球なセルフコーデをあげるインスタ民です。詳しいプロフィールは記事の最後に記載しています。カルチャー全般が好きです。

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