こだわりを持ってモノを選ぶ

 「こだわりを持ってモノを選ぶ。」

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僕が意識し始めたのは社会人1年目・23歳の時に雑誌『20代のボクらが欲しいもの』を読んでからだ。それまでの僕はというと、月のバイト代の8割を服に使う大学生だった。当時からデザイナーズブランドの服を好んで着ており、良いものに触れている自負があった。しかし、飽きがきたり、着るシーンがなかったり、、、せっかく良いものを買っても、その物のポテンシャルをフルに引き出せてないことに何かモヤモヤする。

そんな時に読んだ雑誌が『20代のボクらが欲しいもの』だ。その本の1ページにはこう記載がある。

「物欲は正義!」とまでは言わないけど、モノひとつで人生は簡単にかえられるとボクは本気で思っている。一流の腕時計が勇気と安心感を与えてくれたり、とっておきのバッグが気になるあのコと話すきっかけをつくってくれたり、お気に入りの靴がキミにとっての偉大なる一歩を手助けしてくれたり。けれど20台で買えるモノって、正直なところ経済的に限界がある。せっかく奮発して買ったのに、失敗することだってある。だからこそ自分の「スタイル」を見つめ直しをしながら、ちゃんとした心でモノ選びを楽しんでほしい。

これだと思った。世の中にはモノが溢れる。視覚的にかっこいいものに囚われてモノを選ぶのではなく、その奥。そのモノが自分の生活を豊かにするかどうか。以後、それを基準にモノを選ぶようになった。

さらに追い打ちをかけるように、fashionsnap年末恒例「今年買って良かったモノ」でサカナクション・山口一郎の特集を見た。

山口一郎がユニフォームとしてcomme des garconsのセットアップを毎日着用していることに感銘を受けた。ブランドに根から共感する、自分のライフスタイルにフィットする、着用している自分に自信が持てる。飽きずに付き合っていけるモノの選び方を学んだ。

僕は今25歳だ。まだまだ、モノ選びで失敗することもある。ただ、感覚は磨かれてきた気がするし、なんとなく軸ができてきた気がする。何より最近の自分の生活が好きだし、モノを選ぶことが楽しい。

今後は僕の選んできたモノ・欲しいモノを発信し、読んでくださる皆様、共感してくださる皆様と相互にコミュニケーションをとりたいと考えています。宜しくお願い致します。

                              seaman.



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