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はじめましてからの私を構成する5つのマンガ

子供の寝相が悪くて目が覚めてしまった深夜に 急にnoteを始めてみることにしました。    上手く改行すら出来ないアナログな私は、悪戦苦闘してますが、どなたかの目に止まってくれたらいいなぁなんて思ってます。         この#私を構成する5つのマンガに強く惹かれまして…というのも学生時代めちゃくちゃ読み漁っていたので、マンガに視野を広げてもらった!人生観を教えてもらったと言っても過言では無い!のです。さてそんな私の頭に真っ先に頭に浮かんだのは。。。

①ぼくの地球を守って 日渡早紀

はい。でました。名作。もー、とにかく面白い!壮大!の一言。最初は、古いマンガ(読んだ当時すでに古いマンガのイメージ)だったので絵が苦手だなぁとかギャグがちょっとなんて思ってたんですよ。(日渡先生すみません)でも、そのマイナスイメージを覆す話の細やかさ、人間の持つ愚かさや素晴らしさを見事に描いてます。よく花とゆめコミックスでここまで連載しましたね?!と言いたい。コレなんで映画化とかされないのかなぁ。返ってチープになっちゃう?壮大すぎて2時間に割愛できないのかも。              キャラクターがみんな良く、誰の心情も理解できるというか…。広げた大風呂敷をキチンと畳んでアイロンまでかけてくれてるんです。なんて丁寧なんだ(泣)個人的には、少女マンガと敬遠せずにフラットな目で男性にも見てもらいたい作品です。                    オリンピックが開催されるくらいのスパンで読みたくなって何度も読んでるのに「くー!やっぱり面白いわー」と思わせてくれます。

あ、やばい。一つの作品にこの熱量だと沸騰して空焚きしちゃうな。クールダウンします。ふーっ

②鋼の錬金術師 荒川弘

言わずもがなの名作です。超有名作品ばっかじゃん?と思ったそこのアナタ!そうなんですよー。ミーハーな訳じゃないんですが、やっぱり良いものは良い!と声を大にして言わせてほしい。  まだ子供がいない時に読んだのですが子供が生まれてから読むとまた奥が深いといいますか。ジブリ作品の様に違う視点で楽しんだり考える事ができるの稀有な作品です。しかも我が家は男子2人育児中なもので感慨深いものがあります。最初は「錬金術とはなんぞや?」って感じでしたが、非常に哲学的な側面もあり、私は大好きです。ただ旦那さんが当時の職場の方に貸してしまい返ってこない…読みたいよぅ(泣)エド〜アル〜会いたいよぅ。帰ってこーい、マスタング〜。

③悪女(ワル) 深見じゅん

これはですね、中学時代に友達から借りまして(笑)ハマって自分も文庫化したものを集めた作品です。作者の深見先生は昼ドラになった「ぽっかぽか」とかのが有名なのかな?       このマンガの魅力は何かと言うと主人公である 田中麻理鈴(たなかまりりん)の天真爛漫さこの一言に尽きるでしょう。落ちこぼれ社員で閑職についていた新入社員の麻理鈴が会社のエレベーターでコンパクト(古っ)を拾ってくれた男性に一目惚れをし、彼に少しでも近づく為に出世を目指す物語。少しずつ出世していく麻理鈴ですが、中身はそのままで純粋なんです。とにかく片思いの人に釣り合う自分になる為に健気に懸命に仕事を楽しんでいる。なかなかこういう生き方ってできないんじゃないかなぁと思うんです。だから好きなのかも。すごくチャーミングな子。私には魅力的な主人公です。麻理鈴を手助けしてくれる峰岸さん、最終的に麻理鈴を好きになっていた小野さん、後輩の山瀬くん、板倉さんなど愛すべきキャラクターが沢山出てきます。            今気づいたんですけど、やっぱり名作って脇役のキャラクターもしっかりしてないとダメなのかもしれませんね。こちらの作品も古い作品ですね、私も絵が苦手でしたが作品の面白さは、太鼓判を持ってたら押しまくりたいです。女性が結婚したら仕事を辞めて専業主婦になるような時代から女性も社会進出してきた過渡期のバブルな時期のお話です。「仕事って楽しんでやったほうがいいんだな」と中学時代の私にはしっかりインプットされました。

④I LOVE HER  いくえみ綾

キャーっ⭐︎別冊マーガレット!青春ど真ん中でした。新ちゃんも花も大好きです。いくえみ綾先生、未だに第一線を駆け抜けてらっしゃるとこらがすごいですよね。どの作品も独特の空気感が漂っていて、話も面白く、男の子がカッコいいのです。新ちゃんは、思いっきり民生(呼び捨てかよ。)でしたよねー。時々出てくる北海道弁?がよくて。先生と友達と彼氏の境界線が曖昧な態度の困った先生なんだけど、そこもまた良くて。カッコつけないカッコよさがあって。少女マンガって「オレのことだけ見てろ!」壁ドーンみたいなカッコつけ男子的イメージあるじゃないですか。そこが全くなくて極めて現実的な非現実というか。大人の恋の入り口を垣間見させてもらった感あります。(チラッとね)あの元カノが意外と重要人物だったかも。今考えるといい女だなぁと。あの当時は、花ちゃん負けるな!と思ってたけども。       

⑤海の天辺   くらもちふさこ

この場を借りて…くらもちふさこ先生、お慕いしてます。この繊細さ大好きです。        「いつもポケットにショパン」もうタイトルが秀逸。きしんちゃん、麻子…好きです。特に「うちの娘は料理をします」みたいな麻子の母である愛子のセリフ(うろ覚えかよ)。こういう良質なマンガに出会えた学生時代を幸せに思う。とにかくくらもちふさこ作品は、セリフがいいのです。とっても大人というか成熟した感性で描かれるなぁと思うのです。ところで「いつもポケットに…」を熱く語りながら選んだのが何故「海の天辺」なのかというとですね、私をくらもちふさこ先生に引き合わせてくれた作品だからです!イェイ!拍手!  よく考えてみれば「I LOVE HER」同様、教師との恋ですね。 だけど驚くなかれ主人公シーナは、中学生です。だけどとっても可愛いく大人びた中学生。描写が瑞々しくて、人としての未熟さ、その未完成な魅力が画力とセリフの一つ一つで表現されてます。表紙の絵も好きなの。

やばい。長々と語ってたら夜が明けてきた。なんだか古い名作ばかりになって「一体お前いくつだよ⁈」って思われるかもしれませんが、とにかく良作ばかりです。子供に蹴られながらツラツラ書き連ねてしまいました。

もし最後まで読んでくださった方がこの世界にいらっしゃったら嬉しいかぎりです。長々とお付き合いありがとうございました。

#私を構成する5つのマンガ








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