頭のいい人(キャラ)が好き

今日は憂鬱な気分なので、気持ちをあげるために、楽しい話をしたいと思う。楽しくなる話。それは好きなもの・好きな人の話だ。


そう、好きな想像上の人物の話だ。


①工藤優作が好きだ。


好きだから「優作」と呼んでいる。名探偵コナン主人公の工藤新一の父親である。

とにかく、頭のいい人が好きだ。知識があってなんでもできる人が好きだ。優作は、主人公である新一よりも、いつでもどこでも何枚も上手なのだ。名探偵コナンのストーリーの核である、黒の組織の「あの方」の正体がわかったのも、優作のおかげである。映画では、新一たちの命の危機を助ける、セスナの操縦を教えたのも優作である。もう少し小さな事件でも、何かちょっとしたミスが起これば優作が助けてくれる。新一にももちろんいいところはある。しかし、この優作の安定感といったらない。

しかも、優作はミステリー小説家で、大作家であり、アメリカに住んでいる。才能と富と名声まである。完璧すぎる。顔もダンディでかっこいい。わたしも小説や文学は好きだが、少し文系すぎるので、ミステリーに憧れはするが、実際あまり自分の好みではない。ミステリーや推理は理系的な頭脳や性質を持った人が強い傾向があると思う。そういった、わたしと大枠は似ているが、違った性質を持っていて尊敬できるところもポイントだ。

わたしたちは絶対うまくいくだろう。優作、結婚してくれ。


しかし、優作と結婚できる人間は、世界的大女優である。有希子である。世界的大女優以上に素晴らしい人間はいない。富名声才能頭脳容姿コミュ力。有希子レベルでないと、優作とは結婚できないのである。さよなら優作。


②ゼロス・ワイルダーが好きだ。


アクションRPGテイルズオブシンフォニアの登場人物、ゼロス・ワイルダーは、中学生のわたしを虜にした。初めて二次元の人物のことをはっきりと好きだと思ったと思う。そこからわたしのオタク趣味の道が拓かれたといっても過言ではない。

ゼロス・ワイルダーは、神子(みこ)だ。簡単にいうと天皇的な感じだ。まず地位が、そんじょそこらの人間とは違うのだ。高貴なお方なのだ。そして、色白赤髪ロングが似合う美貌の持ち主である。地位富美貌。

そして、頭がいい。知識がある。物知りで、すっと助言をくれる。かと思いきや身体能力も高く、アクションRPGのキャラクターなのでもちろん戦える。しかも剣でも戦うし、魔法も使える。攻撃もできるし、回復もできる。実にオールマイティーだ。

そして、そんな高貴でなんでもできる人なのに、性格がとってもチャラい。女好きで、かるい感じ。ちょっとエッチでも、その美貌や完璧さゆえ、それも色気に転じる。声からもわかる飄々とした感じが、彼をなかなか掴ませてくれない。

それはなぜか。

彼は、実は闇深人間なのである。

神子というみんなから崇められる人間で、体の弱い妹を守らなければいけないし、何よりこの世界を守らないといけない。しかも、当初の主人公の目的とは対立した立場で、それを隠して行動を共にする。彼はなんでもでき、生まれたときから特別であるがゆえに、孤独なのである。女好きでチャラい姿は、彼の本当の姿なのだろうか?彼は世界を背負った青年なのだ。なんでもできる頭脳の持ち主故に、彼は実は繊細なのだ。ゲームは後半ゼロスと戦うルート(闇が明かされるルート)があるが、そのルートのシナリオをプレイするお兄ちゃんの後ろでわたしはひっそり涙し恋に落ちた。全人類におすすめしたいシナリオである。

な〜んでもできて、な〜んでも持ってるのに、孤独な青年。ゼロス・ワイルダーが好きだ。わたしがお前を救う。わたしの愛だけがお前を救うのだ。なのでその甘い声でチャラくわたしに囁いてくれ。


今日は好きの二大巨頭を語らせてもらった。共通点は、「頭がいい・なんでもできる・顔と性格がいい」だと思っている。

問題なのは、このような人間は、「完璧な人間」なので、現実には絶対に現れないことである。は〜ああ。

同じノートパソコン、8年使ってます!