10/3の日記
とんでもなく深いところに
飛びこんでいくようだ
ひんやりとしたところにたどり着いたら
そこは見えない空洞だった
びっしりと覆われた場所に
わたしたちは立っていた
子どもの頃に気づいてしまった
それをどう忘れて生きていくのか
まだ
自分だけが傷ついたほうがましだ
と切り刻んだ数はかぞえられないけど
それをわたしたちはいっしょに
かぞえていく
順を追って
観測しに
どこまで行っても手に入らないのだと
割り切るために肉体がある
どうやっても溶け合わないけれど
交わることだけはできる
それこそが証明だと
知るのにかかった時間を
正直少し返してほしい
わたしたちはずっと
自分が思う自分になれなくて
繊細に
小さなことで心を痛める
それと同時に存在する
景色にわたしたちは
なんども救われて
生きるために働いて働くために生きる
それしかない
愛はちゃんと伝えるしかない
そうして生きていくしかない
同じノートパソコン、8年使ってます!