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霞がかる東京スカイツリー #4<終>

どしゃ降りで
風も強かった日
傘なんてまともに差せなかったから
二人肩を寄せ合って
走って帰る

まるでキミが泣いているようだと
少しはにかんだ笑顔でつぶやくあなた

いつかあなたがわたしの心に
傘をさしてくれるかもなんて

期待しなきゃよかった


***


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