うじうじ日記。
夫がここ数日優しい。
今日はドアの前で「いってらっしゃい」と声を掛けたら、
離れたところから手を挙げて応えてくれた。
付き合っていた頃の、大好きだった頃の、彼がそこにいる。
ただ、多分それはお別れが近づいているからで、
彼にとって家族ではなくなったからなのだと思う。
私はそんな夫を見て、また泣きそうになる。
これが家族になった夫だったら、どんなに良かっただろう。
それを夢見て、きっとその彼と理想の家族を作っていけるって、
そう思ってたんだ。
カウンセラーさんの言う通り、
彼はやはり家族に対してトラウマというか思い込みがあると思う。
よく分からないけど、
家族とは煩わしいから距離を置くもの、
家族には我儘を言っていいもの、
そんな思い込みが恐らくあるんだと思う。
夫にとってはきっとその思い込みは無意識で、
本人に伝えても、
直そうとか治す努力をするためにカウンセリングに行ってみようとか
そういう思いは生まれないんだろうなぁと思う。
私が悲しいのは夫に大切にされなかったこと、
あっさりと手放していいと思われたこと。
私も全然完璧じゃないし、
今までの記事を読んでくださった方ならわかると思うが、
欠点だらけの人間だ。
それでもひとりの人間として、
ただひとりの夫から
愛されたかった。
大切にされたかった。
もしかしたら彼なりに少しは大切にしてきたつもりかもしれないが、
常に仕事が一番と言い放たれ、
その次は自分の時間と言わんばかりの過ごし方は
世間的に見たら違うというのは彼に強く伝えたい。
私は彼に与えては裏切られ、与えては裏切られ、
彼のことは嫌いになったはずなのに、
付き合っていた頃の面影が見えると、
悲しいかな最後まで優しく接したくなってくる。
良い思い出として心にしまいたいのかもしれない。
それから彼の考え方が分からな過ぎて、どうしてそういう風に考えるのか知りたいのもある。
最後に引っ越しピザでも一緒に食べようと誘うか
どうしようかな。
うじうじ。
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