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どれだけできるか?ではなくて、どれだけコンパクトなのか?

SEをやっていて、新たなツールを使うときに落とし穴があることを実感した。

最近のツールは大体なんでもできる。
ノーコードローコードで簡単にアプリが作れるし、アドオンカスタマイズもそこまで難しくはない。

となると、勉強もかねていろいろ詰め込みたくなる。
これもできるあれもできる、ならこんなこともできるのでは?

それは楽しいけれど、業務が絡むとそうはいかない。

そう、納期と品質だ。

まず完成させなければいくら凝っていても意味がない。
そして相手が求める機能以外の機能が搭載されていても宝の持ち腐れ。

ではどうするのか?

最低限必要な機能を洗い出すのだ。
「○○がこうなって、最終的にこういう結果ができればいい」といったような感じで。

洗い出したらそれをどこまでシンプルに実現できるか?を考える。

不要だと思われる途中過程は省略する。

ゴールへ最短距離はどこなのかを探るのだ。

これも意外とできない。
感覚的にやっていたり、新しいツールでそこまで知識がなかったり。

ならば急かば回れで、最低限の機能を実現できる方法をとにかく情報収集する。

そしたら大体どのサイトでも共通点の機能が見つかる。

あとはその共通機能を使うだけだ。

今まで相手のニーズに合わせていろいろ搭載していたが、複雑になると修正も大変になることを身をもって知った。

複雑なのもいいけれど、基本的にはどれだけシンプルに本質を押さえられるか?

これを考えて実現できるようになったら、よりデキる人になれるかもしれない。

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