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16分音符ハイハットの痛快さ! - MSGM | Spring Summer 2018
16分音符の痛快さ!!
序盤、ベロシティの変わらないクローズハットが16分音符で連打。この潔さ!
これがテクノだ。
32分音符でもない、3連符でもない!このまっすぐさ!
それがとても自然に要素を混在させながら、ミニマルな方向へ。気持ちよすぎる。
気がつけばオールドスクール風なスネア、シンセベースのシンプルなリズムに取り込まれていく。更にテンポを変えながら独特なミニマルな世界を追求…するのか もっとみる
ボイスサンプルの技巧 - Versace | Spring Summer 2019
全体を通して、無駄な要素をかなり削ぎ落とした本当にミニマルのよさのしっかりした構成と曲。
でもただのシンプルすぎるミニマルにはなりすぎず、要所要所のギミックやパーカッション、変調などで質感の変化をしっかりみせているのがかっこいい…
ギミックはパーカッションのみならず、意外性のあるリードシンセや光沢のあるパッド、909やパンニングエフェクトの使用加減、などでも表現されていてこれだけミニマルなのに もっとみる
アナログシンセの温度感 - Dior | Fall Winter 2019/2020
「曲の方向性:テクノ、エレクトロニカ、など」
ディレイや、モジュレーションを、やりすぎず絶妙に、しかし割と多様に使いながら始まる序章、安定しきらないコードが続くことで逆にこれから始まる、という期待感を演出している。
ショーでは本当に多用されるシンプルなシンセベースやシンセのシーケンスは、やはり空気感の表情を作るけど、決して懐古趣味には陥らない巧みさ。
大半の音色がアナログシンセ感であることで、エ もっとみる