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はたらかないで、たらふく食べたい(本の紹介)

正月もはや10日である。そろそろ通常モードに戻さないとならない、と思いつつ本を読んでいる。

この時期はまた成人の祝いの会があちこちで開かれている。着飾った若者を駅や街でもみかける。まぁともかく成人おめでとう。

そんな若者に贈る本として、この本を紹介したい。この本を読んで、金、金、金のものさしよりももっと大切なモノがあることを知っていて欲しい。

投資の方法やボランティアの勧めを学校で教える時代だ。それも自己実現の文脈で。そんなもんに惑わされるな。もっと大切なものがあることを知って欲しい。

誰かの決めた価値基準で世の為、人の為にならなくったっていい。そんな基準はクソくらえだ。そこまで言い切らなくても、思いのどこかで疑う気持ちを忘れないで欲しい。千と千尋の話ではないが、忘れなければ戻ってこれるのだ。

追記
20歳の息子にこの本を紹介したら鼻で笑われてしまった。
やれやれw

正月気分が抜けそうにない。

#はたらかないでたらふく食べたい
#栗原康
#ちくま文庫




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