【0639】人工透析中の友人のために作られた塩分抑制技術

塩分を控える。とだけ言うと、あまりSDGsな感じがしないですが、現代人の塩分過多な食事がもたらす健康被害を抑えるというのは、実はSDGsの目標3の中でも語られている重要な課題。

日本人の食事でも多いと言われている塩分、その吸収を抑制する技術が開発されていたそうです。

塩分吸収抑制技術が世界の健康寿命を延ばす | 【公式】スタートアップ・アトツギベンチャーと企業をつなぐ スタ★アトピッチJapan

※動画でピッチが見れます。

デルソルという商品として世に出ているようですが、食物繊維が持つ力で塩分を吸着して体外に排出してしまうという技術だそう。

開発ストーリーがHPにも掲載されていますが、

開発者ストーリー｜Del Salt(デルソル)

「本当に食事制限が苦痛。
また昔のように熊本ラーメンを食べられるようなものを作ってほしい。」

という友人からの声を受けて、全く畑違いの分野のサプリメント事業で開発をはじめたというのがはじまりだそうです。

効果や仕組みもシンプルでわかりやすいですが、事業のはじまりが「おいしいものを食べたい」という友人の思いを何とか叶えてあげたいというのがスタートというのも、共感度が高いですね。若干、通販広告らしさが激しいですがw

機能的なことはもちろんのこと、なぜこんな開発をしようと思ったかの原点を知れると、この先の活動も想像でき、応援しやすいですね。SDGsへの取組も、こういった共感性のある開発秘話があると、長く付き合いたい企業になるのかもしれません。