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【0640】360秒で解説「ビジネスとしてのSDGs」

テレ朝さんでやっていた「ビジネスとしてSDGsを捉える」を360秒で解説してくれる動画がありました。冒頭の街の声の抽出の仕方は、わかりやすさのために浸透してない感の誇張を感じますが(笑)、入山先生の解説パートが非常に端的にわかりやすく、新たな視点も得られます。

いい会社は前からやってる。

変化が激しく先が見えない時代に現状維持ではなく、変化して新しい価値を生んで前進していく必要がどの企業にもある時代。

10年先〜30年先の未来を見据えて、その方向に進んでいくべき。遠い未来を考えるのは重要なんだけど、ますます30年後なんて分からない。
実はそんな分からないことだらけの中、30年後でも残っているであろう課題、それがSDGsにまとめられている。

そして、こういう遠い未来への視点は「いい会社だな」と思われるような会社は日本企業も含めて前からやっている会社が多い。

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企業にとってはSDGsは負担になる?

周りがやってる、世間がやってるという風潮の中でやろうとすると「コスト」になってしまう。ただ、遠い未来に続いていくことを考えればコストではなく、「投資」になる。

明日すぐ短期的に儲かるわけじゃないけど、長い目で見た時にリターンの大きい投資になっていく。

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中小企業だとしんどいのでは?

むしろ逆。中小企業の方が向いている。中小企業の多くは家族経営型。家族経営は3ヶ月先の結果よりも家族の将来が大事。目線が未来に向かいやすい。そういう眼差しを得やすいのではないか。

むしろ、大企業は数ヶ月先の利益を見ないといけなかったり、数年後には社長が交代してしまうという状況。この構造の中では未来視点は持ちにくい。中小企業こそ、家族の将来のための目線を持って取り組んでいきやすいし、実際そういう企業も多い。

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中小企業こそ取り組むべきという視点の中で、「家族の将来のことは考えられる」というのは新しい視点だなと思いました。確かにその通りで、この視点を持つとさらに使命感も生まれてくる気がします。

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