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【0366】幸福度を測り、経営にも活かす会社

昨日、365日目ということで1年の区切りと思っていましたが、閏年のためホントは今日が1年目だったようです。まあ、いいや。

本日は、こんな会社ができるよのご紹介。

日立製作所を母体とした、スマートフォンやApple Watch等を使って、「幸福度」を見える化するサービスを提供する会社です。

フワっと聞くと、「んー、なんかありそうですよね。なんか胡散臭そう。」と思う人もいるかもしれないですが、この新会社の社長についている矢野和男さんという方、ものすごい面白い本の著者でもあります。

人の幸福度とか、行動の裏に隠れている心理とか法則とか、調べようと思うとなんかもすごく複雑なセンサーやアンケートやらのデータを活用しまくって解析する必要がありそうですが、それを2014年段階から「加速度」ででも研究を進めてきた方(説明が雑すぎると思うけど)。

めちゃくちゃ面白い本で、冒頭の会社のサービスになっている「従業員の幸福度に影響する行動(加速度ベース)」というものも、ms単位での行動ログを分析することで明らかにしていたり、スーパーの売上を「陳列のプロvsデータに基づいた解析結果」で競わせて、謎の一手でプロに打ち勝つという結果が書かれていたりします(結果を言ってしまうと、「ここに人を立たせておく」だけ。)

従業員の幸福度や生産性に影響する要因も、専用のデバイスを使って、雑談や交流の多さの重要性を示していたり、日常にデバイスが追いついていないだけで、デバイスさえ普及すれば色んなことが見える化できるんじゃないかという期待を6年も前に書籍として発表できるレベルで研究されているんです。

大企業でもこの方法の実績があるそうで、ようやくの事業化という満を持して感があります。

SDGsの目指す「誰一人取り残さない」のその先、Wellbeingにドンズバで貢献できる事業。今後のご活躍に期待です。

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