【0297】目標5:ジェンダー平等を実現しよう
SDGsの17の目標、169のターゲット、232の指標を改めて今の知識で振り返ってみるシリーズ。目標とターゲットの参考は、一番分かりやすい(と思っている)Think the earthさんのサイトからお借りします。
目標5 ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う
ジェンダー平等の達成。性別に関係のない平等についての目標。主には女性の人権をいかに守るか。という観点の目標です。
「え?女性だけ?男性だって平等に考えてほしいんだけど?」と思ってしまうかもしれないですが、いやいやそんなこと言ってる場合じゃない。というくらい世界は(日本も)男性が有利、どころか女性が超不利ということが分かるターゲットの数々です。
その意志が明確に出ているところ。日本だけじゃない、世界の国々で合意したSDGsの、「性別に関わらず平等に」という目標の、一番目のターゲットが、「女性および女児に対するあらゆる形態の差別の撤廃」を掲げています。
○ターゲットを見て知る凄惨な状況
SDGsの書く目標の中でも「え・・?そんなことあるの・・?しかも、ターゲットや指標に明文化しないといけないくらい多いの・・?」と思ってしまうものがあります。
人身売買に女性器切除。。
ユニセフによると、世界30カ国で少なくとも2億人の女性が女性器切除を経験しているそうです。多くは5歳になるまでの間に経験しているそうで、抗いようがない状況ですね。。
このサイトの中では、元々は施術を担当していた側という女性のインタビュー動画もあります。「お金欲しさ」「慣習」「宗教上必要なことだと勘違いしていた」ということをおっしゃっていて、言葉を選ばずに言うと「なんとなく」続いているということなんだと思います。
このターゲットの内容は、その場所にいない僕たちにとっては非常に凄惨な内容ですが、こういう事象は大なり小なり、文化や慣習という言葉の中に隠れているんだろうなと、思考停止の怖さを改めて感じます。
○ジェンダーギャップ指数153カ国中121位は?
有名な話ですが、世界経済フォーラムが発表している各国の男女の平等状況を指数化し、それをランキングにしています。日本はなんと121位。女性器切除の文化とかないけど、121位。
・政治
・経済
・教育
・健康
の4部門で「1」に近づいていくほど、男女が平等であるという数値で、教育と健康については日本は0.983、0.979という数値で、ほぼ平等な状況。ただ、ここは各国でも同様に進んできているようで、この数値でも91位と40位です。※健康は2017年に1位とかになったりもしている。
ひどいのは、政治0.049 144位です。各国では女性大統領や女性役員がメディアに出てくるシーンも多いですが、日本ではここへの参加が異様に少ない。そして経済0.598 115位。こちらも同じく、企業の役員陣への参画が少ない傾向にあったり、女性が仕事を続けにくい環境があるというのが見てとれます。
政治や企業役員陣への女性参画は、各国でも問題のようで、ターゲットの中にも「女性議員の数」というものが設定されています。
○ジェンダー平等について色々考えさせられる読み物たち
これまでに見てきた色んな記事や読み物の中で、なるほどなー。と記憶に残っている読み物のリンクを貼っておきます。
逃げ恥の続編、10巻11巻にもフランス元大臣の話とか色々感じます。