【0178】第3回ジャパンSDGsアワード:そらのまちほいくえん
本日も第3回ジャパンSDGsアワードの受賞団体を調べてみたシリーズ。本日が最後の団体です。こちらは保育園ですね。
SDGsパートナーシップ賞(特別賞):そらのまちほいくえん
他の団体とは違い、どんな活動が評価されて賞を受賞したのであろうというご自身たちの見解は発表されていませんでしたが、授賞式に5歳の園児も出席されたとのこと。うちの子のことを考えると、5歳でこんなすごい舞台でちゃんとジッとしていられるとか奇跡だと思います。。!
1Fにお惣菜屋さん、3Fにコミュニティスペースを併設
WEBサイトによると、この保育園、地域の人たちとの交流も重視しているようで、1Fには「そらのまち惣菜店」3Fには「コミュニティスペース」を併設しているそうで、どちらも園児以外の一般の方も利用可能だそうです。お惣菜屋さんは、園児の給食にも使われているような料理が出るそうです。
※WEBサイトより。
フィロソフィーは大人も子どもも集える保育園
繁華街の中にある保育園として、おとなとこどもを区別せず、みんなが集える場所を目指している新しい形の保育園とのことでした。お惣菜店やコミュニティスペースが併設してあるのも、この考え方からだと思います。
区切らないの考え方は、園児と保育士の間にも活きていて、教員スペースも壁で仕切られていない作りだそうです。
※とにかく色々おしゃい。。!!
そしてこれも普通の保育園だと、まずやらないと思うんですが、スタッフ紹介で、保育士の皆さんがどんな考えなのか紹介されています。
1歳のSDGs
1歳からSDGsについてふれあう機会を設けているそうで、ロゴマークを街でさがしてみようであったり、「食べること」とSDGsのつながりを話していたり、身近にSDGsがあるんだよということをこの年齢から伝えているそうです。
他にも、企業の方と連携し「20年間有効の内定」を授与された園児もいらっしゃるそうですw
全員にあげるという類のものではなく、ちゃんと一人だけにあげていて、この子なら内定をもらっていたとしても、将来努力を怠るような子には育たない。と保育士の皆さんとも話し合って決めたそうです。(いや、本気かよ。)
受賞理由は明確に分からない。けど、なんかいい。
ご自身たちも明確に評価された理由を語っていないですが、この地域との暮らし方や園児一人一人を見ている教育の仕方、SDGsに早くから触れさせているという教育だけじゃなく、その他色んなこの園からの活動がSDGs的な活動で、「なんだかいいな」と思わせる保育園だなと思いました。近所にこんな保育園があったらステキですね。
と言いつつ、うちの子どもの保育園の先生も頑張ってくれているので、同じような見せ方なり、取り組みなり、吸収しあえるところは多いんじゃないかなとも思います。
この受賞が全国に好事例の展開につながっていくと良いですね。
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