*コラム*『dopeヒップホップ(家でdigしたレコード編)』

今日は遅めに起きた。
なんだか妙な爽快感があって。
数日前に飲んだ酒…全然体に合わないブランデー、が脳髄の隅にこびりついていて、なんだか冴えない日々だったのだが、その酒毒が『スコッ』と抜けたような快感だった。
昼頃からレコードを聴き始めた。

↑伝説的宇田川町発の集団ヒップホップクル-、nitro microphonunder groundのメンバーであり、その配水管を削るような『硬い』声質が印象的な上、リリックもぶっ飛んでる…渋い立ち位置の、『ニトロならゴアでしょ!』というBBOYも少なくない、彼の初期ソロ『握手ではじたり拍手で終わり』。
とにかく全てがヤバイ。語彙が無さ過ぎてヤバイがヤバイんだこれが。

これね↓↓

これ聴いてぶち上がって。

でそのあとシモンズ(詳しく知らない昭和歌謡)
聴いていいなあ、って思ったりして。

特にこの曲、『恋人もいないのに』はツボ。

いいですよね。こういう歌謡曲も。
前はこれ系の和物めちゃくちゃdigってたんですがレコード環境無くなってからストップしちゃって。
また再開、という感じ。

↑↑fat joe の『so much more』。
2000年代初頭らしいトラックが超ツボ。
というか、これの入ったアルバムはトラックをcool and dreっていうプロデューサーチームがやっててその人達のトラックが好き。

これ。
こういうヒステリックなシンセサウンド、好きです。
特にこれが入ってるアルバムは、50centにdisされたfat joeのピリピリして緊張感がすごく出でて、それがかっこいい。

そして最後に紹介するのは天才ジャズトランペッタ-、chet baker。
この人の出す音色は退廃と耽溺が爽やかに語られているが哀愁が隠し切れない、という感覚。
二十代中盤、古本屋で働いたりして、いつも古本市を見に行っていた頃、ずっと聴いていたのがこのchetだった。
坂口安吾によく合った気がする。
僕の好きな文学にマッチした、という事だろう。

とまあレコードを聴いて、作業の発注のために外出、受け取り、帰宅。
そこからはレコードざんまい。

今日は精神的不調が出たが行動は出来た。
昨日は書けなかったnoteだが、今日は書けている。


今日は少しタイトな文体にした。
世界は変わっていくし、僕も僕の表現もまた、変わってゆくのだろう。
だがそれでいいや。
道を進むのみだ。

ここまでありがとうございます。

また会いましょう。

ではまた。


梶本

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