モノローグやセリフで物語のメッセージを語り尽くしていいのか(疑問)
短いです。
そして、意見を伺いたい系です。
これは、書き手としてではなく、完全にいち読者としての意見です。
昨夜商業の作品を読んで思ったこと、また以前から思っていたこと。
もうこれは完全に好みだと思うんですけど、そして私もやっちゃってる可能性大大大なんですけど……
一人称視点のときに主人公が、特に終盤において、物語の根幹メッセージを長尺で語ることに違和感がある。
違和感がある、というか、ズルくない?と思う。
ずっと悩んでたのに、急に神のように人間の真理を悟ったのはこの間何があったんだい?!って。
そのむっちゃ重要なメッセージ、物語全体に分散して語った方が良くない?!って。
まぁ「針を置いたら〜」初稿でめちゃくちゃやっちゃってたんですけどね。
これを「ズルい」と思うのは、少数派であって、小説的には普通の表現の仕方なんでしょうか……
個人的には、坂口安吾みたいなタイプに俺オレoreで押してこられるのは大歓迎なんですよ。
むしろあの主観ゴリ押しを欲してるとこある。
でも、そうではなく、全体的に緩やかで丁寧なストーリー運び、雰囲気を作ってた作品で、山場やラストでめちゃくちゃメッセージ総括されると、「それを何とか描写や行動の変化で知りたかった……!」と思ってしまうのです。
とはいえ、その部分以外は凄くいいなぁと思う場合もあり、「そこ」にこだわることで読書体験を損なっているとしたら、私はとても勿体ないことをしている、と思います。
これ、みんなどう思ってるのかなー……と思ってネットで検索したけど、なかなか上手くhitしなくて。
ご意見お待ちしております。
みたらし団子を買って執筆のガソリンにします