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【針を置いたらあの海へ 続編】町中華屋のマイコー

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レオと達海(たっちゃん)が、町中華の全メニュー制覇を目指しつつ、 レオが自分のしたいこと・出来ることを探す、60平米の旅のお話。
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記事一覧

「町中華屋のマイコー」#1 西紅柿炒鶏蛋(トマトと卵炒め)

 達海さんがメニュー表を広げながら、「ねぇ、この店マイコー御用達らしいよ」と言った。  …

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「町中華屋のマイコー」#2 凉拌海蜇(クラゲの冷菜)

 大学終わりに達海さん宅でひとり時間を潰し、いつもの如く二十二時頃、二人で町中華屋「楽々…

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「町中華屋のマイコー」#3 干焼蝦仁(エビのチリソース煮)

 久しぶりに俺の部屋で、達海さんと二人、ダラダラとお菓子を食べつつテレビを観ていたら、突…

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「町中華屋のマイコー」#4 生菜炒飯(レタスチャーハン)

 中華屋のチャーハンは旨い。  地球は丸い、と同等の真理だ。  チャーハンが上手く作れる者…

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「町中華屋のマイコー」#5(終) 北京烤鴨(北京ダック)

 地下鉄の出口を一歩出た瞬間、吹きすさぶ木枯らし一号に面食らった。  面食らって左を見た…

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「町中華屋のマイコー」あとがき

過去最速で完結しました。 まぁ、字数がすくないですからね、2万7千字くらいでしょうか。 書く…

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