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【ラン+俳句】うねる穂の

うねる穂の 香りほのかに 彼岸風

waving ears of rice,
its faint scent carried by heavy winds -
an equinoctial day

かなり久しぶりに俳句を作った。

中小企業診断士を目指すと決めてから、勉強時間を作るために小説を読むことをほぼストップした。文学やアートとの接点がほぼ無い暮らしが10ヶ月ぐらい続いている。

そうすると、俳句や短歌を作ろうという気持ちも起きなくなった。自分の時間に経済とか経営とか財務のことばかり考えているのだから、無理もないのかもしれない。好ましいことではないが、試験までは学びに集中するつもりだ。

そんな中でかろうじて、季節の移り変わりとか外の世界とつながる窓になっているのがランニングだ。OpenRunの骨伝導イヤホンをつけて、スタディングの中小企業診断士講座を聞きながらという勉強スタイルのランニングではあるが、体も心も活性化して、周囲の自然に向かって開放されていく。

そして、丸々と実った稲刈り直前の田んぼを走っていたら、久々に俳句を作りたくなった。昔から続く米作りの風景が、農業に全く縁のない(興味はある)私にも、それだけ響いたということだろう。

素人の自己流だから、出来について何かを言うつもりはない。英訳は自分で作ったものをもとに、ChatGPTに相談して一部の表現を変えた。
その過程が非常に興味深かった。時間のあるときに、まとめてみようと思っている。



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