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食べ物写真の撮影、簡単加工

食べ物の写真をnoteやSNSにアップしたいな。なんて思った時、ちょっとだけイイ感じにしたいな、なんて思う方は少なく無いと思います。食べ物の場合は時間をかけずにサクサク撮ってしまう事が大事です。だって時間をかけると麺が伸びたり、冷めて美味しくなくなっちゃうかも知れませんよね。目の前に美味しい食べ物が来たトキメキの瞬間を記録しましょう。サクッと撮ったら、すぐに美味しく料理を食べましょう。

撮影方法

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僕の場合は真上からサッと撮っちゃいます。椅子に腰掛けてではなくて立って真上からです。サッと撮って、そのあと椅子に座ってカメラの角度を変えたり器の向きを変えたりって感じです。場合によってはラーメンを箸で、、なんて感じで変化をつけたりです。あまり考え込まずにサクサクと撮るのが良いと思うのですが、慣れるまでは全体、そして4ブロック(右上、右下、左上、左下)2ブロック(右、左、または上、下)に考え、それに対してカメラのアプローチを(向き)変える構図をとると楽かもです。料理のアクセントになっている具材などを主役にして撮る方法も良いと思います。

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お料理が出てくるまでは、ちょっと退屈しのぎに店内の雰囲気なんかも撮っていたります。お料理だけではなくて、お店の紹介とかする時にも雰囲気が伝わるように撮るイメージでしょうか?。食べに行く時間は、可能な限り混雑する12:00から13:00は避けています。

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こちらは北海道の増毛町にある老舗志満川食堂さん。僕は、ここのおばあちゃんが作るラーメンが大好きなのです。とっても昭和の雰囲気が色濃く残る素敵なお店さんなのです。いつか無くなってしまうんじゃないか?って考えると、どんなお店も料理も愛しくなってくるから不思議です。インスタ映えを狙って無理にキラキラさせる必要なんて無いのです。自分が感じたまま、あるがままの美しさってあると思うのです。

写真の簡単加工、その方法

食べ物の写真を撮る時に一眼レフなどの機材は使わなくて大丈夫です。大げさな機材を持って行って、お店や他のお客さんに迷惑をかけちゃうのはオススメ出来ません。iphoneなどの携帯電話で全然大丈夫なのです。

僕個人が好きで使っているアプリはVSCOです。無料バージョンで大丈夫ですよ。気に入ったら他のプリセットなどが使える有料バージョンにしても良いかもです。

撮った写真たちをVSCOに流し込むも良し、撮影する時にVSCOアプリバージョンのカメラで撮るも良しです。

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撮ったままの写真だと何だか地味に写りすぎる事が多いのです。カメラは基本的に明るい物は暗く、暗い物は明るくするようになっています。なので何気なく写真を撮ると、明るいお店の中だと気持ちとは裏腹に暗く写る事が多く、暗めの色の皿の料理や薄暗い店内だとシャッター速度が遅くなってブレたり、あれ?って位に明るい写真になったりします。色味なども若干違って記録されます。調整する時は、人の記憶に近い色や、人が何かを連想しやすい色に近づけて行くと良い雰囲気になると思います。

難しい事は抜きにサクサクと、まずはVSCOのフィルターを選びましょう。色々なフィルターがあるので試してみて自分の好みを見つけましょう。

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M5にすると、こんな雰囲気です。スープの感じは良いのですが、個人的にはネギのインパクトが薄くなっちゃったのでパスしてみました。

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C1です。なんか全体的に良い感じです。スープの色もネギの色も良い感じにラーメンの雰囲気が出ています。なのでC1で調整する事にしましょう。

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コントラスト、シャープネス、明瞭度などは1程度です。写真の状態や食べ物の種類によって変化しますが、極端に調整してしまうと美味しい感じとか、リアル感が逆に薄くなっていくと思いますので、調整は軽めが良いのかな?なんて思っています。スマホの画面を見ながらサクサク進めて行きましょう。VSCOの操作に慣れたらプリセットに調整手順を登録しちゃうのがオススメです。大量の写真でも快適にサクサクと加工していけると思います。

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カメラは明るい物を撮ると若干暗くしちゃう傾向が強いのです。なので明るさの調整は忘れずに、お店さんの照明が暖色系の場合はホワイトバランスの調整などもしておくと良いです。自然光のお店は撮りやすいので楽ですよね。

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どおです?なんだか、右側の調整した方が美味しそうに見えませんか?写真の撮り方や色味調整に抵抗があった方はお試しください。大好きな店の美味しい物を誰かに紹介するって楽しい事で素敵な事です。もしかしたら、あなたの写真の効果で町が賑わいを取り戻したり、お店さんが大繁盛しちゃうかも知れませんよ。誰もが何かを発信できる時代、写真は文字以上に雄弁に語ってくれます。折角なら、ちょっとだけ手間をかけて、写真に料理の素敵さを語ってもらいましょう。誰かに見せる事がなくても、数年後あなたの記憶を、素敵な食べ物との時間を思い出させてくれる思い出の扉の鍵になってくれる事でしょう。

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たかが食べ物の写真と言われますが、食事は過ぎ去る毎日の時間中の素敵なイベントです。食べ物との出会いも一期一会。大切にしていけたら幸せじゃないですか?

追記

こちらオススメアプリを使った写真加工の記事です。お時間ありましたらご覧いただければ嬉しいです。イイ感じに撮れた写真をポラロイド化しちゃう記事となっております。


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