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2022年度・女子大生の日記念イベントが開催されました①

久しぶりの登場で失礼します。
SAのうめちゃんです。
仙台は肌寒さに慌てて足を布団にしまう朝も増え、すっかり秋めいてきましたが、皆さんは元気に過ごしていますか?
そろそろ、夏休みの成果を発揮しろと言わんばかりに模擬試験が連なってやってくる頃でしょうか。
 
さてさて、さっそく今回の記事ですが、
2022年8月19日に東北大学で開かれた「女子大生の日」のイベントの特別号(前編)となっております。イベントには、SAが話題提供者およびパネリストとして登壇し、自分の研究紹介を行った後に積極的なディスカッションを行いました。
今回の記事では、本イベントの開催を記念し、
 
①話題提供SAとその研究内容の紹介
②パネリストSAとその紹介
の2回に分けてお届けする予定です。
 
東北大学の歴史の一部に触れていただくと共に、まさに東北大学の歴史の1ページを書き綴っている学生の研究内容を少しだけ覗いてみませんか?
興味を少しでも持っていただいたあなた、そのままスクロールしていきましょう。

2022年8月19日に開催された女子大生の日記念イベントより

それでは前編スタートです。

①そもそも女子大生の日とは?

皆さんは日本で初めて女子学生入学した大学をご存じでしょうか。
その大学こそ、私たちの所属する東北大学なのです。
1913年8月21日、東北大学(当時・東北帝国大学)から日本で初めて3名の女子学生の入学試験合格が発表されました。まだ大学が男子学生のための学校であった頃、門戸開放の理念を掲げる東北大学は、いち早く時代の潮流を読み、黒田チカ・牧田らく・丹下ウメの3名の入学を認めました。
東北大学では、2020年度にこの「8月21日」「女子大生の日」と制定し、毎年記念イベントを開催しています。

②SAの研究発表の紹介

今年度のイベントでは、話題提供の登壇者のSAが自身の研究紹介を行いました。
今回の記事では、そのプロフィールと研究内容をちょっぴりお届けしていきます!
 
発表してくれたのは、医学系研究科のやまださん。

医学系研究科のやまださん

やまださんの事を教えて!

やまださん:私は、宮城教育大学の出身で体育を専攻してきたというバックグラウンドがあります。子どもに関する様々な問題の解決には、教育だけではなく幅広い分野の知識や技術が必要だと感じ、東北大学の大学院へ進学しました。

やまださんの研究を知りたい!

やまださん:私は現在、「疫学」という学問に取り組んでいます。特に、運動やスポーツに関する疫学研究で、子どもの体力向上を目指し、子どもの体力や身体活動に影響する要因を調べています。その中でも、私が注目しているのは、お母さんの身体活動がどのように子どもに影響するか?ということです。女性は妊娠・出産・育児などのライフイベントによって、身体活動を含めた生活習慣が大きく変化します。これらの変化が子どもの身体活動や体力にどのような影響を与えるかを、「子どもの健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」という環境省による大規模出生コホート調査のデータを使用し、検討しています

山田さんの取り組んでいる研究

うめ:イベントでは、山田さんの研究紹介の後、パネルディスカッションが行われ、留学生も含めたパネリストのSAなど参加者の皆さんが自身の体験や疑問を持ち寄って熱いディスカッションを行いました。運動習慣が家族や周囲の人から影響を受けること、そして運動の重要性など様々な学びがありました!日常にうまく運動を取り入れられるようになりたいものです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
次回は、パネリストのSAたちを紹介していきます。お楽しみに!
記事へのコメントやSAへの質問は、いつでもこちらのフォームよりお待ちしております。


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編集後記
現在、絶賛博士論文執筆中のうめちゃんです。何かに追われているときほど別の事をやりたくなりますね。テスト勉強中に突然部屋の掃除を始めてみたり、本棚の本を背の順に並べてみたり。受験勉強中もよくやってました。普段は全く気にならないのに、不思議なものですね。先延ばしにするのはよくありませんが、おかげで筆がサクサク進み、執筆が楽しめました。
さて、今から博士論文に戻ります。ではでは。


東北大学サイエンス・アンバサダー(旧サイエンス・エンジェル)
次世代の研究者を目指す中高校生に「こんな女性研究者もいるんだ!」「科学って楽しい!」という思いを伝えるため、2006年に結成。年度毎に学内で公募され、総長に任命された 東北大学の自然科学系10部局に所属する女子大学院生が、中学・高校での出張セミナーや科学イベントで科学の魅力と研究のおもしろさを伝えている。2021年度より、自然科学に加え人文・社会科学も含めた科学分野としての活動がスタート。メンバーは宇宙・自然・ロボット・環境・ヒトや動物の身体のしくみなど、それぞれの専門分野で日々研究中。2022年度より、サイエンス・アンバサダーへ名称が変更。

 
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