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テレビを見ると貧乏になる!

私はテレビをいっさい見ません。その理由について説明していきます。

■テレビからの情報は一方通行。

テレビで一方的に情報を受け取り続けると人は思考を停止してしまい、受け取った情報に疑問を抱かないようになります。なぜなのでしょうか、それは認知機能が関係しています。考えることが少ない環境ではどんどん衰えていきますし、人はネガティブニュースを受け取ると脳がダメージを受け、認知機能が低下してしまいます。

■求めていないニュースがたくさん流れてきます。

知らずしらずテレビのネガティブなニュースを受け取っていることがあります。芸能人の不倫や離婚、殺人など本人が意図して求めたわけではないにも関わらず次から次へと流れてきます。「私はテレビドラマしか見ない!」というかたい信念を持っているならば趣味の範囲でどうぞ見てください。ですが大半の方はそんな極めて制限的な見方はされていないでしょう。

■ニュースに疑問を持てない人たち

テレビニュース、そしてSNSにも注意してください、2020に流行したコロナウイルスが原因で中国から輸入しているトイレットペーパーがなくなるというフェイク情報が流れました。鵜呑みにした大衆がスーパーの紙類をこぞって買い占めるというニュースは記憶にあたらしいですが、そんな不足時にyoutuberのヒカキンさんが大量のトイレットペーパーを買い占めたというツイート?が買い占めた写真とともに出回りました。それに対してたくさんの批判的なコメントが集まりましたが、実はこれも偽情報だったのです。ヒカキンが買い占めた写真は2~3年前の写真であり、少し調べればわかることです。これが情報に疑問を持てない人たちの行動です。批判コメントの一部に「ファンだったけど見損ないました。」などがあり、ファンならヒカキンがこんなこと本当にするのかな?と疑問を抱いても不思議ではないんですがね。と私は疑問?に思いました。

■テレビニュースの信憑性

テレビ局は会社です。そうです、会社の目的は利益を上げることです。察しのいい方ならもうお気づきでしょう。利益を上げるためには損になること、都合の悪いことはニュースとして放映できないということです。テレビ局にはスポンサーがいて、スポンサーの不利になるようなこともできません。これは会社経営であれば至極まっとうな考え方です。よく報道記者の主張に「報道は事実をありのまま伝える我々の義務です」という主張がありますが、これは建前だということがわかります。他の商売においても同じことが言えます。「お客様が第一」「お客様は神様」「お客様を敬う」この考えは会社として利益を上げるための”本音と建前”です。

■時間の無駄。

よくテレビを見る方ならどれだけ多くの時間をさいているかわかることでしょう。人生の目的が”豊かになること”であれば確実に遠ざかって行きます。豊かになるにはお金がかかせません。お金が必要なら稼ぐことが必要であり、お金に関する知識(ファイナンシャル・リテラシー)が必要です。日本人は先進国でもこのお金の知識がもっとも低いと言われています。情報が溢れている時代にテレビで流れてくる不倫や離婚ニュースなどあなたの人生になんの関係もない事に一喜一憂しているのは、私からすれば時間の無駄に他なりません。現在はさまざまな情報が飛び交い、情報量がとても多いですが、テレビもない江戸時代に世間話などをしていた時代と同等の質の情報に触れていては時代に乗り遅れ到底豊かになれるとは思えません。

■テレビを見ると貧乏になる理由

なぜテレビは無料で見れるか疑問に思ったことはありませんか?NHKは少し特殊ですが、基本はスポンサーによって広告宣伝費をもらっているからです。番組の途中にCMが入りますよね?そこで様々な企業から広告がのせられています。スポンサーがなぜお金を払い広告をテレビにのせているかというと宣伝効果があり、利益が生まれるからです。消費をしているのはテレビを見ていた視聴者に他なりません。もちろん消費が悪いということではありません。誰かの利益は、誰かの支出です。人は給料をもらい、必要な支出をしています。そして企業は個人の支出を引き上げることが可能なら利益を増やすことができます。要は、テレビは個人支出を上げることにもってこいな媒体といえます。その理由について説明していきます。テレビを見続けることによる認知機能の低下について先に触れましたが、そもそも認知機能とはなんでしょうか、認知機能とは、記憶力、言語能力、計算能力、判断能力などです。ではこういった能力が低下した状態でCMやデマ情報にさらされた人の行動は正しい購買判断ができず、本来するはずのない支出を生んでいくことに繋がります。ちなみにテレビ視聴時間が長い人ほど年収が低く、年収が高い人ほど読書の時間が長いという統計データがあるそうです。

■どうすればいいのか。

テレビを捨てるなど見れない環境を作りましょう。いきなりテレビを見なくなることで不安になるかもしれませんが何も恐れる必要はありません。今や自分で選んで情報を得る事ができます。必要なニュースは自分で調べ、自分で考えること、これが重要です。また、周りの人の会話についていけないのでは?と思っている人もいるかも知れません。実際に私もテレビをやめて7年ほど経ちますがほとんど困ることはありません。流行っているお笑いネタについていけない程度です(笑)。そして情報の質が低い江戸時代の人と話す価値は全くなくて、周りの低い水準に合わせることがいかに自分の足を引っ張っているのか理解しましょう。そしてテレビをやめることができたら自分で考え、情報を取りに行きます。そして、調べた情報をそのまま「そうなんだ」で済ませてしまってはダメです。なぜ?を追求する癖をつけましょう。その情報に対し”なぜそうなるのか”を深堀りしていくことで価値のある情報を見極めることができるのです。読書においても同じです。有名なインフルエンサーがいっているから、ではなく「本当にそうなのかな」を考えることが大事ですね。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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