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大失恋によるストナンジャンキーへの道
童貞を卒業した僕はこの子にくぎ付けになり、界隈で言う非モテコミットに陥る事になる。彼女もたまたま処女で、僕のまっすぐなアプローチは身を結び、4年も付き合うことになった。
彼女は僕の年上だったが大学生。
私は社会人だからか、年上ながらも幼さもあった。
大学は芸術大学で美術研究をしている事がのちのち分かった。
そのような研究をしているせいか、性格は内気。話す時はぼそぼそと話し、目を合わせることも苦手
まーぼーさんとの出会いと渋谷での初陣
2016年4月
東京はまだ背中を丸めるくらい寒かった。
居ても立ってもいられなかった僕は新幹線の切符を買い、高田馬場へと足を運んでいた。
街は完全に週末の雰囲気。
おしゃれで垢抜けた若者たちで行き交っていた。
そんな東京の街に馴染んでるつもりだったが、東京人から見ると田舎からきたと判断するのは容易だった。
一応は整えた髪。黒縁のメガネ。サイズの合っていないジャケ
マトリックスかリアルか
これは最後のチャンスだ。先に進めば、もう戻れない。青い薬を飲めば、お話は終わる。君はベッドで目を覚ます。好きなようにすればいい。赤い薬を飲めば、君は不思議の国にとどまり、私がウサギの穴の奥底を見せてあげよう
シャン「うりゃおい!うりゃおい!うりゃおい!」
以下(シャン→シ)
シ「ウッ、ハッ、ウッハッハ!」
シ「みおみおファイアーー!!!!」
あの頃の僕は、仮想現実の世界で生きていた。そう……。