いつも宴会で遊んでるデザイナーに名刺を頼んでみた

おはようございます。

しんろくです。

今日から舞台
ピースオブクランの稽古です。
楽しみですねぇ。

http://rave.mono-dukuri.com/

さて、ここ最近のコロナうんぬんで
わたしの生活様式は大幅に変化しました。

住所が変わった
(ほとんど住所不定)

鍼灸は一時休業
(給付金でなかったヌァ)

コンセプトがより明確になった
(人に会う、人を繋ぐ)

それで、名刺を新しく作ってもらう事にしました。

僕の主催する宴会
しんえんに参加する

水墨画デザイナー
稔絵 じんかいさんです。

じんかいさんに名刺デザインを頼むと
3万円です。

打合せは3回。

印刷代別。
だから3.6万位になりますね。

自分でテキトーに、
ワードとかで作って印刷すると
3000円位です。

稔絵さんに頼むと

何がそんなに違うんだろう。

というわけで実際注文してみた。

稔絵さん!名刺を作ってください!

まぁ僕がなにも考えずに名刺にするなら

ひとつなぎの宴会屋
鍼灸、整体師、天心流兵法、津軽三味線緑狐会

しんろく
電話番号
アドレス
ツイッター

を載せて終わりですかね。

うん…

うん…

なにこいつ…

で、結局、なんなの…?

そう、ぼくの最大の問題は

何者か初見の人に
わかりにくい事です。

で、何するの?
宴会屋とは?

これが非常に懐疑的な印象を与えます。

わかって来た人には

これ以上的確な説明は無いとわかります。

だから、初手の取りこぼしが
多いわけでもありまして。

そんな僕の問題を

稔絵さんはシェアしてくれます。

たくさん質問してくれます。

ヒアリングってやつですね。

これがね、結構気持ちいいです。

興味深く聞いてくれます。

話し合いではなく、

圧倒的な聞く態度。

その結果、途中から自分で話しながら

「へぇ、俺ってそうなんだ」

と気づき始めます。

昔読んだ小説
ムーンパレスにそんな一説がありました。

彼と話している事でのみ
ふいに現れる自分がいて
自分で驚いてしまう。
その感動が嬉しくて、彼とまた話したくなる。
彼もまた、私と同じように
私と話すたびに新しい自分に出会っていた。

だったかしら。
なんかそんな感じの。
忘れたけど。

そんな感じ。じんかいヒアリング。

彼のメモ。

で、キャッチコピーが欲しいという流れになります。
僕が言ったのか稔絵さんが言ったのか
わかりません。

で、出て来たのがこちら。

これを名刺の裏に書こうと。

あぁみつを…

そう。
僕が初手を取りこぼす
という件ですが

対策は2つ。

取りこぼさないようにするか

もっとわかりやすく異常さを伝える。

もっとわかりやすく異常さを伝えると
NGな人は速やかに離れてくれます。
お互いの時間の節約になりますね。

これは後者でありながら丁寧な伝え方です。

じんかいさんはさらに続けます。

「でもしんろくさんは、否定形が嫌いだよねえ」

「だから、これはどうかな」

あぁ、こりゃ確かに
僕のやってる事
そのものだわ。

ズドンと腑に落ちた。

丁寧でエッジの効いた
僕らしいキャッチコピー。

しんえんのコンセプト

仲の良い他人

を、僕個人の行動レベルで説明する言葉。

気に入ったー!!!


1人では絶対に出てこない
素晴らしい言葉。

商品が多過ぎて、
どれを見たらいいかわからなかった看板に

味噌専門

みたいな共通項を一本入れてもらった気分。

これがじんかいクオリティ。

と、ここまでで
1回目の打合せは終わり。

ここから情報を詰めて
僕らしいデザインにしてくれるとのこと。

どうなるんだこれ〜!


次回ミーティングは

9/29 19:00頃から

ツイキャスライブにて配信します。

ツイキャスライブ


なお、個人的お気に入りじんかいアートはこちら。

ベーゴマのフィールド。

たまりませんね。

じんかいさんのTwitterアカウントはこちら

@zinkai

素晴らしい水墨画アートや
デザインがたくさん載っているので、
ぜひご覧ください。

しんろくでした。

よろしければサポートお願いします。 大変やる気が出ます。