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仕事がなくて廃業に追い込まれた時、金銭的ピンチを切り抜けたアイデアを記事にしてます。 (特にレッスン業の方へ)

こんにちは、スキャット後藤です。フリーランスの作曲家です。とある大きなピンチを救ったアイデアの話を書きます。「まとまったお金が必要だ」という状況になって、二週間で60万円つくった話です。生々しい話ですけども、コロナで仕事がなくなって大変な思いされてる人も多いと思うので、具体的に書いて行きます。(有料ですみません...)

2017年の11月中旬のお話。長い期間スケジュールがおさえられてた仕事が直前で無くなり大ピンチになりました。手持ちのお金が少なく12月末の支払いどうしよう、、、という状態。フリーランス17年目くらいの時ですね。(廃業のピンチは今まで何度もありました)

さて、仕事がなく手持ちのお金もない時にまず考えるのが「即金になる仕事はないのか」ってこと。11月に仕事が来て月末に納品できたとしても、早い会社で12月末支払い、60日後という会社が多いので1月末です。11月に話が来て月末までに納品できる仕事って限られてます。今から急いで新規営業したところで、すぐに仕事なんて来ないです。

さぁ、どうしよう....



「あっ!」と思って、一瞬でいろんなことが頭の中で繋がっていきました。SNSや動画を活用したアイデアの設計がすぐに完成しました。「講座をやって、お金にしよう!!」と決めました。その時に思いついたのが、よく告知ツイートしてる「フリーランス作曲家のための講座」です。

受講料10万円、音声講座12本、直接相談を3回(月一回)
これは三ヶ月の講座です。3,6,9,12月だけ受講者募集してます。
(詳しくは下のリンクです)

この講座、いろいろな工夫を元に作り上げたので、それを細かく書いていきます。

遡ること一年前。2016年12月に@cutecool_kikakuというTwitterアカウントを突如作ることになりました。「プロ作曲家にskypeで直接相談できるサービス」というのを思いついて、2時間後にアカウント作り、約40人の相談に乗りました。このアカウントでは、どんどんいろんなことを実験していこうと思いました。だから「企画」って名前が付いてます。その後、何をやったかはすでに音声配信で残してるのでこちらで。(有料ですみません、、、)
https://note.com/scatgoto/m/me7f0c893b629

この@cutecool_kikakuアカウントで、音楽の仕事に役に立ちそうなツイートをしてました。どうでもいいことも書いてたのですが、仕事関連のツイートするたびにどんどんフォロワーが増えました。フォローしてくれるのは、音楽の仕事について知り合い人たちでした。たまに拡散される記事があって、そのたびフォロワーが増えました。そんなにすごい人数ではないですが、、、(当時は1,000人もいなかったと思います)

僕はずっと音楽大学や専門学校に不満を持ってました。たくさんの作曲家志望の人の相談を受けてて「あー、やっぱりな」って思ったのが、学校に通っても高い授業料を支払ってるのにプロの音楽家になる方法を教えてくれないということ。音楽の作り方は教えてくれても、職業になる方法を教えてくれないのです。そもそも、今ってプロになる方法が多様化していて、それを把握してる人自体がプロでやってる人でも少ないと思います。現役で仕事してない学校の先生なんて、さらにわかるはずがないです。教えられないのです。

僕は普段、苦手な人、嫌いな人を見て自分が「やりたいこと」を見つけることが多いです。アンチのおかげで前に進めてます。性格悪いですよね...。僕は、教えて稼ぐことが元々嫌いでした。音楽で食えないから、プロになりたい人をつかまえて教えて音楽の仕事を得るというのが。専門学校で教えてるって人にも何人かあったことありますけど、「え?こんな人に教えてもらってるのかわいそうじゃない?」って思ってました。今回のピンチで改めて、なぜ学校や、そういう人たちを毛嫌うのかを考えてみました。そうすると色々と見えてきました。何百万支払っても教えてもらえないことを、もっともっと安い金額で僕が教えたらいいんじゃない?って考えになりました。まず、前提として僕が現役で音楽の仕事をしてるということ、人から聞いたことではなく、僕自身が見てきたもの、見てるものから、ちゃんと使える情報を提供すること(再現性がある成功例をたくさん話す)、など、これだったら僕が納得できる「講師業」ができると思いました。

ということで、アンチな気持ちから講座をやることに決めました。わしがちゃんとプロになる道筋を教えたる!!!って。どういう順序で内容を決めていったか流れを書きますね。


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