【紙の本はおそろしい】本好きにとっての怖い話:「あのヒトラーも大読書家だった!」

朝日新聞のネット記事で見つけた、本当にあった怖い話

あるところに大変な読書マニアがおりました。シェイクスピアや古典大著を読みこなし、気に入った部分は暗記してしまうほどの熱心さ。その蔵書は16000点!ニーチェやショーペンハウエルといった実存主義的な思想書すらも読み通し、そこから教養を身につけた彼は、やがて「演説の天才」として大絶賛され、オオモノ政治家として大成したのでした。その名はアドルフ・ヒトラー。。。

最近『ヒトラーの正体』を上梓した舛添要一さんがこの話をしていて、「我流の読書だけではよくない」「自分が知りたくないことも教えてもらえるのが教育」「自分の知りたい情報ばかりを集めちゃダメ」という教訓で結んでいるのですが、読書好きを公言する私にとっては身が引き締まる思いのする話でした。↓

https://digital.asahi.com/sp/articles/ASMCG2H1VMCGTLZU001.html

ニーチェやショーペンハウエルのどこをどう読んだらナチズムに結びつくのかさっぱりわかりませんが、少なくともヒトラーには「ニーチェやショーペンハウエルのような超個人主義的な哲学書」さえも、自分の世界観を支持してくれる理論に「読めた」のでしょうね。どれだけ人間というものは、自分の見たいものしか見えないものなのか、くわばらくわばら。

教育の真価は、「知りたくないようなことも無理に教えてくれること」という論点におおいに納得。学校教育がなければ、私も(いまだに大嫌いな)化学式や元素表の話なんて、自分では勉強することもなく大人になっちゃっていただろうからなあ、、、。





子供の時の私を夜な夜な悩ませてくれた、、、しかし、今は大事な「自分の精神世界の仲間達」となった、夢日記の登場キャラクター達と一緒に、日々、文章の腕、イラストの腕を磨いていきます!ちょっと特異な気質を持ってるらしい私の人生経験が、誰かの人生の励みや参考になれば嬉しいです!