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僕は老人ホームで働いている。
今日も休み。昨日から連休。


息子も娘も今日は運動会。

娘はもうわかっていたが、
息子も運動音痴なのを今日確信した。
徒競走でカメラ目線のやつが、速いわけがない。
#バッチリの笑顔で写る

まぁ、コロナ禍でも形としてできたのは
ありがたいと思う。



娘は今日は忙しく、
運動会が終わった後、かるたの習い事。
これがなかなか大変で。




まず100枚覚える。
ここで僕は無理。30枚で頓挫した。

札を見れば、その札の決まり字、
つまりその文字が読まれればその札、
という決まりの文字が浮かぶらしい。

試合になれば自分の札、
相手の札の位置を覚える記憶力が必要。

もちろん取れば減っていくので、
都度札の配置が変わる。

決まり字が詠まれたら
相手より早く場にある札を取りに行く。


記憶力と、集中力。
また札を取りに行く瞬発力も必要。
ゆえに畳の上の格闘技と呼ばれる、らしい。



娘はその習い事の中で、
おそらく最下位ぐらいの実力。

札を覚えてはいるけども、
まだまだな様子。

今日も相手に大差をつけられ、
悔しそうにしていた。




帰り際、先生より
『札の取り方がとても素直。気持ちが表れてる。』 
と。

『欲を言えば、もっと欲を出そう。
あの一枚を絶対取る!という欲。
それがあればもっと取れる。』と。





確かにウチの子、
良くも悪くも欲がない。
ありきたりではあるけども、
欲がなければ成長もない。

そのことを教えていただいた。

娘。真剣に聞いていた。








帰り道、
『もっとわがままになれ。』
『欲ばりになろう』
と娘に言うと、


「もう学校も宿題も習い事も全部いらーん。」
「一生遊んで暮らしたーい。」
と。






…違う。そういうわがままじゃない。

#将来の夢はニートだそうです

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