【渋谷のラジオ】 2/2　ゲスト：シンメトリー・ディメンションズ CEO 沼倉正吾さん

good passが運営するラジオ番組、「渋谷のgood talk」がFM87.6MHz渋谷のラジオにて放送されました。

今週はゲストにシンメトリー・ディメンションズ CEOの沼倉正吾さんをお迎えしました。
沼倉さんは現実世界の事象をデジタルで再現し、誰もが簡単にアクセスすることを可能にするデジタルツイン構築プラットフォーム「SYMMETRY(シンメトリー)」を開発されていらっしゃいます。
今回の放送では、近年話題のデジタルツインや、沼倉さんの渋谷でのご活動についてお話をお伺いしました。

▼今回の放送はこちらからお聞きいただけます▼

そもそもデジタルツインとは？

デジタルツインとは、まちで起きていることをセンサーやカメラで情報を収集して、デジタル上に再現したものです。
例えば、私たちがいる渋谷で何が起きているのかをリアルタイムでデジタル上に再現することもできれば、遠く離れた場所でも、あたかも自分がそこにいるかのようにデジタル上で飛び込むこともできるのだとか...！

沼倉さんがCEOを務めるシンメトリー・ディメンションズさんのHPはこちら

デジタルツインを使うことで何ができるの？

デジタルツインを使うことで、出かける際に天候や交通の混雑状況などを把握できるため、ライフスタイルが大きく変わることもありそうです！
今までは自分で調べなくてはいけなかった情報、調べることすら難しいリアルタイムの情報をデジタルツインで把握し、つなげることができるのですね！

また、台風や洪水などの自然災害があった際にも、地形データなどから避難経路や危険なスポットもわかるため、被災した際にも役に立つツールでもあります。
「何かが起きてから」ではなく、「何かが起きる前」に対策ができることも大きな魅力ですね。

そして、私たちの持つスマートフォン・PCなどの身近なデバイスや、VRゴーグルなどを使ってデジタルツインを楽しむことができるようで、かなり手軽に使うことができる点も魅力的です！

デジタルツインと渋谷の相性は？

渋谷は高層の建物やエンターテイメント施設が多くありますが、ここでもデジタルツインの魅力が盛り沢山です。
デジタルツインは三次元の空間も再現することができるため、建物内の上下の行き来やアクセスなどはもちろん、トイレやお店までの最短ルートなども事前に把握することができるそうです！
（複雑な渋谷の駅周辺や、ちょっとした移動などにぴったりですね！）

また、エンターテイメントの観点では、「バーチャル渋谷」との相性も抜群です。
従来はバーチャル空間を再現するために最初からデータをつくる必要がありましたが、デジタルツインはいつでもリアルタイムの渋谷の空間を再現することができます。
コロナ禍で外出ができない今、デジタルツイン上でリアルタイムの渋谷に出かけられるため、デジタルでももっとまちが身近に感じられそうですね！

▼シンメトリー・ディメンションズさんのHPより
渋谷区のさまざまなデータを可視化する「デジタルツイン渋谷プロジェクト」スタート！

「デジタルツイン×まち」だからこそできることとは？

デジタルツインでできることはまだまだあります！
変化の激しい渋谷では、まちがどのように変わっていくのか、これからどんなことができるようになるのか、楽しみにされている方も多いのではないでしょうか。
デジタルツインでは、開発で変わった渋谷のイメージを再現することができるため、今まで開発に関わることのなかった人たちでもこれからの都市を身近に感じられるようになるのだとか...！
デジタルツインを機に、たくさんの方々がまちに関わるきっかけづくりができそうですね！

デジタルツインを通じた沼倉さんの今後のビジョン

沼倉さんはデジタルツインを通じて、「明るくないニュースが多い今、便利で快適な空間をつくることで、少しずつまちの人々が楽しい時間を過ごせるようになれば嬉しい」とおっしゃっていました。

今後もっとデジタルツインが身近になり、私たちの生活がより豊かになる未来が楽しみになりますね！
沼倉さん、改めまして本日はご出演いただきましてありがとうございました！

沼倉さんがCEOを務めるシンメトリー・ディメンションズさんのHPはこちら

【番組概要】
番組名：渋谷のgood トーク
放送：渋谷のラジオ（FM87.6MHz）
放送日程：隔週水曜日17:00〜17:30

次回の放送は2022年2月16日(水)17:00〜となります。
ラジオの聴き方につきましては、こちらのページに記載をしております。

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