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人生第三章:写真家編(京都)

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日本で二番目に人口が少ない町、京都・笠置町。 いまを生きる子どもたちが大人になったとき。 この町に生まれたことを。 この町で生きていることを。 心から誇りに思えたら。 いま… もっと読む
運営しているクリエイター

#地域おこし協力隊

繋いでいくもの

 あまり忙しさを言い訳にするのは好きではないけれど、ゆっくりと”ことば”と向き合う時間が…

僕にできること

東京に行くことを前日に決めて、0泊弾丸で原宿にあるヘアサロンboy tokyoでのイベント【Herbi…

カタチとナカミ

先程、京都に着いた。 今回の東京滞在はとても実りある日々を過ごす事ができたと思っている。…

終わりは、はじまり

笠置での生活が終わった。 最後の電車に揺られこの文章を書いている。たった1年と少しの出来…

写すこと、撮ること

わずかな日程の東京滞在。 いつもお世話になっている写真家・藤里一郎先生のもとへ50枚ほどの…

シバタタツヤ写真展[1 to 1]-繋ぐ-

京都で再び写真展の開催が決まりました。 場所は京都府立京都学・歴彩館。会期は10月1日〜31日…

新しい風

笠置に移住して、気付けば4ヶ月という時が経っていた。"長いような短いような"なんて、よくある常套句が脳裏をよぎった頃には新しい季節が訪れてきていた。最近はポジティブなニュースも多く、春らしいフレッシュな気持ちでカメラを持つ手にも活力が漲る。日々写真を通じて”ひと”と向き合ううえで、自分の心がポジティブでいることは不可欠だ。だからこそ、自然と心がいい方向へと向かう明るい話題は素直に嬉しい。 笠置駅前の商店街の空き家を使って、ケーキがメインのカフェが夏頃オープンする。正直、商店

写真家になる日

最近はこのnoteに書く文章量がどんどん増えてきてしまった。最初は600字程度だったものが最近…

本物の気持ち

もはや定番になっているけれど、東京から京都に戻ってきたタイミングでこの文章を書きはじめた…

笠置のこどもたち

凍えるほどに寒かった日々がまるで嘘だったかのように、最近は暖かい日が訪れるようになった。…

笠置ROCK

 さて、僕が京都に移住してから2ヶ月と半分ほどの時間が過ぎた。僕の生活ぶりといえば支えて…

”ネガティブ”から”ポジティブ”へ

 笠置町民全員を写すプロジェクトの公開から早いもので1週間が過ぎた。僕の日常は相変わらず…

笠置町民全員を写すプロジェクト『kasaginia -笠置を生きるひと-』

 僕には夢がある。  それは昨年の9月に笠置町へ初めて来た日。いまお世話になっている坂本…

喜んでもらえるということ

 最近、少しずつだけれど自分の時間を自分なりにコントロールできるようになってきた気がする。笠置に移住して、まず時間の流れ方の違いに戸惑った。いわゆる田舎暮らしのステレオタイプなイメージは”スローライフのようなのんびりとした暮らし”だと思うけれど、僕の場合は全く違ったのだ。  毎日が目まぐるしく過ぎていく。どんどん過ぎていく。  気づけば一週間、二週間と、時間の流れについていけていなかったように思う。当然、はじめてのことだらけだからこその感覚ではあるとは思うのだけれど、それ