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みんなでおいかぜの人格をつくっていく

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この度、”みんなでおいかぜの人格をつくっていく"という新しい企画をはじめることにしました。日々業務で忙しいスタッフのみんなをつかまえて、代表柴田が話を聞いて記事にします。端的に言… もっと読む
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記事一覧

”MIX BIKEと楽曲という工数の概念ではないモノづくりについての対話” vol.5(後編) ITインフラエンジニアしんじょうさん

しんじょうさんはいつも笑顔である。 ボクの印象としては彼はいつも笑っているような気がします。礼儀正しいし、場に応じて冗談を言うこともできて、当然仕事もきっちりこなしてくれる。 ボクはしんじょうさんのようなスタッフと接するとき「きっと親御さんがきちんと育てられたんだな」って思うようになりました。実際のことはボクの知るところではないにしても。 それはボクが親になったことが大きい。いろんな人を見るときの目線が変わってきた。一人の人間を、毎日仕事をこなせるようになるところまで、

”ゴールが明確ではないという点での音楽活動と経営の相似性について” vol.5(前編) ITインフラエンジニアしんじょうさん

対話における立場や役割はグラデーションで変化し続ける。 ボクはおいかぜの社長ではあるけれど一人の人間です。とても当たり前の話です。この企画は社長とスタッフというそれぞれの立場で話す対談ではあるのですが、対談の時間の中でその立場や役割が薄れたり無くなったりして、頻繁に一人の人間と人間とで対話している時間が訪れます。 今回のしんじょうさんとの対談はそういう時間が多くありました。 会社勤めから経営者になったボクとフリランサーから会社勤めになったしんじょうさんが、経営と音楽活動

”技術の勉強とは鉛筆を削る作業のことなんですよね” vol.4(後編) ITインフラエンジニア渡邉さん

渡邉さんはいつも良い言葉をくれる。 今回は”技術の勉強とは鉛筆を削る作業のことなんですよね”って言葉。深く頷くしかない良い言葉。そうだよなぁ。仕事におけるスキルの習得を”鉛筆を削る作業”って捉えると、勉強をすることやどういうモチベーションで勉強をするかということを素直に捉えられる気がするんです。前時代的な”鉛筆は家で削ってきてね”って意図はまったくなく態度とか向き合い方の話として。 この対談を振り返りながら、あらゆる職種のあらゆる立場の人が”鉛筆を削る作業”をしない理由は

”教員の経験があったからこその粘り強いチームビルディング” vol.4(前編) ITインフラエンジニアわたなべさん

“継続する"というのはどういうことなんでしょう。 約2年半前を最後に更新しなくなった連載を本日再開致しました。短い時間軸だと途中でストップしたというように見えるかもしれないけれど、長い時間軸であれば続いている。きっとボクが「やめた!」って言わない限りは継続なのではないか、たとえ止まっていた期間があったとしても再開すれば継続していることになる、そんな言い訳からの"みんなでおいかぜの人格をつくっていく"の連載のリスタートです。 最後に聡さんの記事をアップしたあと、次にお願いす

音楽活動があるから言語化できた”だれかのおいかぜになる”には構造がある、そして”グラデーションのように拡がっていく”概念 vol.3(後編) Webエンジニア山本聡さん

おいかぜにはバンドマンが多い。 とりわけWebエンジニアチームにはバンドマンが多いんです。特にバンドマン枠があるわけでもなくって、たまたま集まったという感じなのですが。 ボクは音楽がとても好きではありますが、バンドを組んだ経験も無ければ、まともに楽器を演奏したことすらありません。だからWebエンジニアチームのバンドマン的なノリが羨ましくあり、そして頼もしく感じていたりします。体育会系とは少し違うフラットな一体感というか。上下があるようだけれど、個が自立した自由な集団という

”ライフステージの変化で働き方は変わり続ける、だから選択肢があるってほんとにいいなって思います” vol.3(前編) Webエンジニア山本聡さん

さとしさんとやまもっちゃん。 おいかぜには”山本”姓が2人います。 そのうちの1人、Webエンジニアの山本聡さん。ボクは彼のことを”聡(さとし)さん”と呼びます。約3年前にとても仲の良い会社さんから佐野さん(取締役兼プロダクション事業部長)、聡さん、下川さん(デザイナー)の3人でおいかぜにジョインしてくれました。 佐野さんと聡さんは、前職では2人だけのWebエンジニアリングチーム、その時からそして今でも上司と部下の関係なわけですが、彼らがジョインしてくれたタイミング以降

”「バックオフィスってお金を産まないんですよね」という言葉を起点とした”はたらくデザイン”の事業の核のおはなし” vol.2(後編) バックオフィス福本さん

4月は3月の続きであり、今日は3月43日である。 誰かの格言とか名言とかそういうことでなく、いまのおいかぜの状況です。少しずつ落ち着きつつあるけれど、まだ3月は続いている、ボクがそういう気持ちであるということを伝えたい、そんな春の日です。 ボクは割と会社の創業期からバックオフィスを重要視している方だとは思うのですが、この年度末ほどその重要性を感じたことはありませんでした。一見売り上げをつくらないように見えるバックオフィスは、副次的どころかボクからすると目に見える形で売り上

”おいかぜの居心地の良さの証は13年間働いている・働けていることそのもの” vol.2(前編) バックオフィス福本さん

忙しいことを理由にして、このnoteの記事を2回、つまり2週間も飛ばしました。 別に誰に謝る必要もないことなのですが、自分に対しての約束を破ることへの罪悪感というのは大きいもので、こうやってまたこの記事を書いていることに、いや、書けていることに喜びを感じています。 この年度末は本当に本当に本当に忙しく、この世の磁場が歪んでいるのではないかと思うくらいの忙しさでした。 「あの契約はどうなっている!」、「急ぎで請求書が必要なんです!」、「リモートワークで対応します!」みたい

”会社は「仕事を通しておもしろいこと探しをする場所」 vol.1(後編)” ディレクター樋口さん

3月もいよいよ中旬です。 この時期、ボクたちおいかぜの繁忙期。いつもなら20時を過ぎると人もまばらな事務所。まだスタッフがたくさん残っていてボクとしてはとても申し訳なく、あと半月をみんなで乗り切ろう、そんな気持ちで文章を書いています。 この原稿を書いている最中、どうやら樋口さんの陣痛が始まったようで、そしてしばらくあとに無事に出産を終えたという知らせがslackに舞い込んできました。 おめでとうございますを樋口さんに。そして産まれてきた新しい命に。 ボクはこのタイミン

”「こっちのほうがおもしろそう!」ということが行動原理” vol.1(前編) ディレクター樋口さん

三寒四温。 この季節は寒かったり暖かったりでほんとに気忙しい。緊急事態宣言が開けた3月、おいかぜ事務所は平常運転、今月からQUESTIONのコワーキングスペースも併用しながら年度末爆走中。です。 さて。 この度、”みんなでおいかぜの人格をつくっていく"という新しい企画をはじめることにしました。日々業務で忙しいスタッフのみんなをつかまえて、ボクが話を聞いて記事にします。 ボクの人格と会社の人格の分離のプロセスであります。取材なんてまともにやったことのないボクに本当にそん